支援活動だより151号
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10 知的財産支援活動だより2014年6月号(No.151)1.日  時:平成26年5月8日(木) 13:50~14:352.場  所:大阪市立矢田北小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6学年1クラス30名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回、知的財産特別授業を実施したのは、大阪市立矢田北小学校です。同小学校からは、毎年6年生を対象とした知財授業のご依頼をいただいております。 授業では、身近な所に様々な「発明」があるということを、児童たちに気付いてもらうため、司会の柳瀬弁理士から、日常の不便を解消するちょっとした発明を紹介しました。発明品を見てもらう前に、まずは児童たちに日常の不便を解消するためのアイディアを出してもらいました。最初は照れていた児童たちも、柳瀬弁理士の解説を聞くうちに好奇心がかき立てられていき、次第に積極的に発言してくれるようになりました。 そして、寸劇では私が扮するF博士の発明品と、学校の先生が扮する怪人Xの模倣品とでどちらを買いたいか、を児童たちに聞いてみました。最初はほとんどの児童が、安い模倣品を買いたいという答えでした。しかし、せっかく発明をしても、簡単にまねをされてしまうのでは、誰も発明をしなくなってしまい、世の中を便利にする発明が全く生まれなくなってしまう、ということを解説した後では、児童たちはF博士を応援したいと答えてくれるようになりました。 世の中を便利にするために「特許法」というルールがあり、それを守っていくことの大切さを少しではありますが理解してくれたと感じました。「弁理士」という言葉を一度も聞いたことがなかったという児童たちの記憶に、発明を守っていく弁理士の姿が少しでも残ってくれたらと期待しつつ、学校を後にしました。近畿支部 知財授業担当 淡路 俊作「知的財産特別授業」大阪府大阪市立矢田北小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣(左写真左から 淡路 俊作、柳瀬 智之 各会員)

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