支援活動154_webbbok
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20 知的財産支援活動だより2014年9月号(No.154)1.日  時:平成26年7月31日(木) 13:30~16:302.場  所:碧南市ものづくりセンター(愛知県碧南市)3.内  容:電子紙芝居「君も今日からエジソン」、「光通信」工作4.実施者:主催 碧南市ものづくりセンター・日本弁理士会東海支部5.対  象:碧南市内在住の小学校3年生~4年生 31名6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構7.講  師:教育機関支援キャラバン隊 花田 久丸、廣江 政典、神戸 真澄、       古田 広人、福富 俊輔、中山 英明8.コメント: 碧南市ものづくりセンターでの出前授業では、碧南市内在住の小学生31名が参加されました。前半の授業では中山会員が担当し、「弁理士」という存在を知ってもらい、「君も今日からエジソン」というタイトルで知財講義を行いました。小学校3、4年生の子が多く、内容的には少し難しい部分もありましたが、新幹線やカップヌードルの発明が面白かったみたいでとても食いつきがよく、時折笑い声も交えながら皆集中して観ていました。エジソンだけが発明者ではないし、小学生の子どもでも発明者になれるということや、蓄音機や電球といった難しそうなものだけが発明品じゃないよということも理解してもらえたと思います。 一方、特許とは何かを説明するのは非常に難しいと感じました。大人であれば、他人の発明品を勝手に真似してはいけないといった常識があるのですが、子どもの場合、真似をしてはいけないよという感覚があまりないと思います。むしろ、子どもは、他人の真似をしながら成長していくのが普通であって、真似をすること自体は決して悪いことではないけれど、発明をした人が自分の発明品であることを世の中に広く知ってもらいたいという気持ちがあること、知ってもらうための手段が特許だよといった感じで説明してみました。 今回、知財講義を20分に短縮しましたが、子どもの集中力を考えると、適切な時間であったと思います。早く工作教室をやりたいという気持ちを抑えながら、騒いだりすることもなく、がんばって静かに聞いてくれました。大人向けの講義とは違った難しさがありましたが、優秀な子どもたちの協力もあり、何とか無事終えることができました。 後半の工作では子供達が6つのグループに分かれて、「光通信工作」に挑みました。工作の講師は花田会員が担当し、その他の会員は、各グループに分かれて個別に指導して頂きました。今回作成した光通信工作は、送信側端末機と受信側端末機で構成した光通信システムです。この光通信システムでは、送信側端末機でメロディーICに組み込まれたメロディーを発光ダイオードの発光信号に変換し、受信側端末機でその発光信号を受光用フォトトランジスタで受信碧南市ものづくりセンターとの共催「知的財産出前授業」講義の様子工作の様子

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