支援活動158_webbook
54/68

54 知的財産支援活動だより2015年2月号(No.158)1.日  時:平成26年11月8日(土) 9:30~11:002.場  所:智辯学園奈良カレッジ中学部 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン、発明工作授業(ペーパータワー)5.対  象:1,2,3学年クラス30名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回、知財授業および発明工作授業を実施したのは、智辯学園奈良カレッジ中学部です。同中学部では、毎年「土曜講座」というものがあり、様々な分野の専門家による講義が行われています。そして、生徒たちは好きな講義を選択し受講することができます。知的財産特別授業もそのうちの1講義として、ここ数年連続して、ご依頼いただいております。 はじめに、自己紹介と知的財産権、弁理士について、簡単に解説し、授業に入りました。 前半の30分は、「君も今日からエジソン」を用いて発明とはなにか、特許制度とはなにかということについて、発明品の紹介、体験を通じて、知的財産を保護することの重要性について理解してもらいました。騒ぐことなく、しっかりと授業を聞いていただけました。 そして、後半の60分を使って、発明工作授業の「ペーパータワー」を行いました。3人~5人ずつの班で、各班で1つのしっかりしたタワーを、A4用紙をいろいろと工夫して作製いただきました。最後に、そのペーパータワーにカップヌードルを乗せて、その高さを競いました。はじめは、なかなか進みませんでしたが、後半から、各班団結して進みだしました。最後には、数班間で、高さを競い合うところまで行きました。ペーパータワーは、個々人の発明でなく、班として発明し、団結して1つのペーパータワーを作製することが必要です。そうしないと、時間内にしっかりした高いタワーを作製できません。 生徒たちは、発明すること、その発明を他の人と議論すること、班としてまとまって1つの目標へ向かうことを学んでいただいたと思います。 知的財産特別授業を受けた生徒たちは、自ら選択してくれていますので、皆とても積極的に授業を受けていただきました。知的財産特別授業を受講してくれた生徒たちのうちのだれかが、将来、知的財産に関わる仕事に興味を持ってくれればと願いつつ学校を後にしました。(カップヌードル:日清食品ホールディングス 株式会社の登録商標)近畿支部知財授業担当 光明寺 大道知的財産特別授業 奈良県智辯学園奈良カレッジ中学部発想力豊な児童達と工作を行う講師陣(左写真左から 光明寺 大道、淡路 俊作 各会員)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です