支援活動159_webBook
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36 知的財産支援活動だより2015年3月号(No.159)1.日  時:平成26年11月29日(土) 9:35〜11:252.場  所:京田辺市立薪小学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:発明工作授業(回転台)5.対  象:5学年4クラス114名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回は京田辺市立薪小学校を訪問しました。その日の薪小学校では「第3回土曜日活用教育」と称される全校的な行事が開催されており、1年生は「ドングリ人形作り」、2年生は「バター作り」、3年生は七輪と炭で「もち焼き」といったように、学年ごと異なる体験学習が行われていました。その一環として我々は、5年生に対して発明工作授業を行ってきました。5年生は4クラスあったため、2クラスずつに分けて行った2コマの発明工作授業について、大西会員と私とで1コマずつ司会を担当しました。 1コマ目は、ベテランの大西会員が司会を担当して下さったので、私はその司会ぶりを見ながら勉強させていただきました。大西会員は、良いアイデアを思い付いた児童に自らそのアイディアを発表させるという手法で児童たちの積極性を引き出されていました。その手法は私が初めて見るものであり、とても参考になりました。そこで早速、私が司会を担当する2コマ目でも、その手法を取り入れさせていただきました。発表が得意な児童とそうでない児童とがいるため、児童の発言を促す難しさがありましたが、授業の活性化に効果的であると感じました。 今回の授業を総括すると、児童は最初から最後まで高い集中力をもって工作に取り組んでくれたと思います。短い時間の中で工作を完成させるのは容易ではなく、作品を完成させることができた児童は少なかったですが、みなさん時間いっぱいまで一生懸命頑張ってくれました。「バター作り」や「もち焼き」ほど楽しい授業ではなかったかも知れませんが、良い体験ができたと思ってくれた児童もきっと沢山いたはずだと信じています。近畿支部知財授業担当 小林 義周知的財産特別授業 京都府京田辺市立薪小学校発想力豊な児童達と工作を行う講師陣(左写真:小林 義周 会員、右写真:大西 正夫 会員)

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