知財広め隊
CHIZAI_HIROMETAI
知財広め隊セミナー
開催地 : 熊本県水俣市
申込は終了しました水俣から!知財で大企業に負けない経営を!!
開催日 | 2018年11月30日(金)15:00~18:30 |
会場 | 湯の児 海と夕やけ(熊本県水俣市大迫1213) MAP |
主催 | 日本弁理士会九州支部、日本弁理士会 |
共催 | 日本政策金融公庫 熊本創業支援センター |
対象 | 中小企業関係者、一般、学生、自治体など |
定員 | 30名 |
テーマ | 「水俣から!知財で大企業に負けない経営を!!」 |
講師 | 高宮 章 氏(弁理士)、尾崎 真哉 氏(日本政策金融公庫 熊本創業支援センター所長)、村田 栄治 氏(INPIT熊本県知財総合支援窓口) |
概要 | 日本弁理士会では、昨年度から「知財広め隊」を組織し、中小企業の経営者の方々に知的財産の有用性を認識いただき、知的財産の利用促進を図ることを目的としたセミナーを全国網羅的に行っています。
・セミナー「大企業に負けない知財経営」 |
開催報告
セミナー「大企業に負けない知財経営」では、前半では、知財に馴染みのない方に知財とは何かについて知っていただくために、知財の種類や、特許権、商標権等の産業財産権の概要及び産業財産権取得の手続き等について説明がなされた。また、弁理士を知ってもらうために、弁理士の仕事内容や弁理士に依頼するメリットについての話があった。
後半は、知財を活用した経営について産業財産権取得のメリット、知財で成功した会社の事例、失敗事例を、熊本県の中小企業の具体例も数件交えながら複数例を紹介し、知財経営の重要性を説明し、終盤で水俣スイーツの仮想事例を題材に、知財の検討例を説明した。
続いて、セミナー「経営に役立つ知財活用」では、日本市場の成長停滞と高齢化等の問題が顕在化する中で、中小企業が他社に打ち勝つための基本戦略の検討の重要性、差別化や個性化により新たな価値創造の可能性の検討方針等について説明がなされた。
セミナー「知財総合支援窓口紹介」では、最近の知財を巡るエピソードを交えながら、知財の説明や知財総合支援窓口について紹介された。
知財のことを知らない方、又は意識していない方にとっては、知財の概要や重要性について、理解していただくとともに、知財について相談できる専門家を知ってもらえる良い機会となった。また、知財に関する成功事例、失敗事例を紹介したことで、中小企業でも知財は身近な問題であることを認識していただけたようである。
交流会では、受講者に5つの丸テーブルに分かれて座っていただくとともに、それぞれのテーブルに弁理士を配置して、セミナーの感想を聞いたり、知財に関する相談や意見交換を行った。交流会の半ばからは、受講者の方や弁理士も最初に座っていたテーブルを離れてランダムに移動し、参加者同士で広く交流を図ることができた。
開催地の熊本県水俣市では今まで知財に関するセミナーがほとんど開催されたことがないとのことで、水俣で知財セミナーを開催できて有益であった。
お問合せ先
日本弁理士会 事務局
経営・支援室 知財広め隊担当事務局
TEL:03-3519-2709
E-mail:chizai-hirome@jpaa.or.jp