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記者懇談会・議事録(2006年11月)

平成18年度 第3回記者会見議事録

日 時: 平成18年11月14日(火) 13:00〜14:00
場 所: 日本弁理士会 地下7・8会議室
テーマ: 「商標に関する最近の動向について」
出席者: 広報センター長  杉村 純子(スピーカー)
同副センター長  岩田 敏(スピーカー)
同センター委員  秦 正則(議事録)

議事

1. 開催の挨拶(加藤)
2. 日本弁理士会主催、共催イベントの告知(資料配付)(杉村センター長):
(1)日中知的財産制度ハイレベルセミナーの告知:
  (11/17に開催予定:http://www.jpaa.or.jp/event/jp-cn_highlevelseminar.html なお、本会において無料招待券も配布)
(2)知財フェスタinしまね「クリエイト しまね」の告知:
  (11/23に開催予定:http://www.jpaa.or.jp/event/ipfesta_shimane.html )
3. 商標に関する最近の動向について(資料配付)(岩田副センター長):
(1)地域団体商標の現状について
(2)小売サービスの登録制度の導入について
(3)IT分野に関わる商標の重要判決「メタタグによる商標権侵害」の紹介
4. 質疑応答
 ・3(1)について、4月出願分の374件に対する52件という登録数はどう解釈したらいいか?
  →374件の全てに対して審査がなされて結果が出たわけではないので、現時点では何とも言えない。
 ・3(2)について、大手コーヒーチェーン等の小売業の場合では、店の看板に標章A、店内で販売するコーヒーの容器には標章Bを用いているが、この場合、今回の改正に倣えばAは役務商標、Bは商品商標として出願されるのであろうか。
  →そのように出願することは可能であり、そういうケースも考えられる。
 ・3(2)について、制度導入趣旨について質問があった。
  →対応済み。
 ・3(3)について、メタタグでなく、検索エンジンに引っかかるキーワード(外部には現れない)として他人の登録商標を用いた場合はどうなるか?
  →外部から認識できないので、現行法では「登録商標の使用」としては取り扱われない可能性が高い。
5. 閉会の挨拶(杉村センター長)
 
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