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記者懇談会・議事録(2009年6月)

平成21年度 第2回記者会見議事録

日 時: 平成21年6月22日(月) 11:00〜12:00
場 所: 弁理士会館 2階会議室
テーマ: 弁理士の日記念事業、日本弁理士会事業計画と知的財産推進計画2009について
出席者: 日本弁理士会
 平成21年度副会長 本多 一郎
 平成21年度広報センター副センター長 福田 伸一(司会)
 平成21年度広報センターセンター員  岩田 敏

議事

1. 開会の挨拶(福田副センター長)
(1)本日現在、知財推進計画2009は発表されていない(予定では、先週中に発表)。そのため、本日は「第3期知的財産戦略の基本方針(案)」(2009年4月6日:知的財産戦略本部)に基づいて説明を行う。
(2)配布資料の説明と弁理士の日記念事業の紹介
2. 本多副会長の説明
(1)「基本的考え方」
  ・「知的財産重視」から「イノベーション重視」へ
(2)「イノベーション促進のための知財戦略の強化」
  ・事業化につなげる総合プロデュース機能の強化
(3)「特許制度の在り方の総合的見直し」
・特許法の抜本改正(2011年改正法提出、2012年施行を予定)
  → 日本弁理士会として「法改正」に会員の派遣・意見の提言等
(4)「先端医療分野における特許保護の在り方の見直し」
  → 日本弁理士会として「IPS細胞」の特許に関する支援活動
(5)「中小企業施策、農林水産施策、科学技術施策等との連携の強化」
  → 日本弁理士会として積極的(事業化の支援まで=総合プロデュース機能)に関与
(6)「イノベーション創出に資する知的財産人材の育成」
  → 支援センターを中心に講師の派遣、電子紙芝居の作成等
(7)「オープン・イノベーションの進展に対応した環境整備」
(8)「グローバルな知財戦略の強化」
  → 日本弁理士会「外国業務対応能力の強化、国際競争力の向上、国際貢献」で対応
(9)「海外における模倣品・海賊版による被害を低減されるための取組の強化」
  → 主に日本弁理士会「産業競争力推進委員会」で対応
(10)「海外展開や海外リソースの活用の促進」
  → 主に日本弁理士会「国際活動センター」で対応
(11)「ソフトパワー産業の成長戦略の推進」
  → 日本弁理士会「特許委員会」等で対応(さらに、広報センター、パテント誌を通じて会員へ周知化)
3. 福田副センター長の補足説明
(1)知的財産推進計画2009に対する日本弁理士会の対応の仕方
(2)主に日本弁理士会「知的財産政策推進本部」で提言と立案を行う
4. 質疑応答
(1)先端医療に対する支援の内容は(どのような支援を要請されているか)?
  → 回答(本多副会長)
  ・現状では、講師の派遣の要請を受けている
(2)医療技術の特許化については?
  → 回答(本多副会長)
  ・現在検討中
  ・審査基準における意見募集の段階で積極的に関与を予定
(3)PCT出願について
  → 回答(本多副会長)
  ・日本出願(国内出願)は頭打ちの状況で、PCT出願は伸びていると分析できる
(4)ライセンス・オブ・ライト制度について
  → 回答(福田副センター長)
  ・本当に必要な制度なのか、問題点がないか、検討の段階である
5. 閉会の挨拶(福田副センター長)
 
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