「商標フォーラム in 福井−知的財産を活かした地域の産業振興−」を開催(2009年11月16日、福井市)
2009年11月16日(月)午後1時30分〜4時30分、福井県中小企業産業大学校(福井市下六条町16-15)において、当会及び当会北陸支部主催(共催:福井県及び社団法人発明協会福井県支部)による「商標フォーラム in 福井−知的財産を活かした地域の産業振興−(http://www.jpaa.or.jp/topics/2009/event/fukui_forum.html)」が開催されました。
なお、本フォーラムの開催趣旨は、現在各地域において、特産品を活用したブランド化への取組みが盛んに行われている中、その戦略基本となる「商標」の重要性及び活用実例につき、当会会員がエンターテイメントセミナー(寸劇)・パネルディスカッションを通じて分かりやすく解説し、「ブランド戦略」という観点から、地元ビジネスの活性化を図るもので、県内外企業、団体(農協、漁協、商工団体等)、知財関係者、学生及びその他一般の方々をその受講対象者としたものです。
その冒頭、小森久夫副会長からの主催者挨拶及びその共催者である三村義雄様(社団法人発明協会福井県支部副支部長)からのご挨拶を賜った後に、
・高島敏郎会員(劇中解説)、中村猛会員、貝塚亮平会員、穂坂道子会員及び富澤芳安会員によるエンターテイメントセミナー『とんかつバーガーの商標登録出願』及び
・川崎好昭会員(コーディネーター)、岡本清一郎会員、高島敏郎会員、増田恵美会員、中出朝夫会員及び北川泰隆会員によるパネルディスカッション『地元弁理士による商標とっておきの話』
が行われ、83人の皆様方にご聴講頂きました。
また、本セミナーを通じて、我々弁理士が、地域特有の知財事情を考慮の上、国際的な視野から個々のクライアントニーズに応えるための知財サービスを提供していくべきその必要性を痛感しました。
なお、当会では、各地域の知的財産を掘起し、その保護及び活用の支援を行うため、全国から活動候補地を選定し、自治体などの公的機関・団体と連携しつつ、地域知財支援活動を充実・発展させている一方、福井県においては、2005年3月に「福井県知的財産活用プログラム」を策定し、財団法人ふくい産業支援センター及び社団法人発明協会福井県支部等の支援機関と連携・協調しながら企業の戦略的な知的財産の創造・保護・活用に努められています。
また、本セミナーの開催に際しましては、特許庁、近畿経済産業局、福井県商工会議所連合会、福井県商工会連合会、財団法人ふくい産業支援センター、福井県中小企業団体中央会、福井県農業協同組合中央会、福井県経済農業協同組合連合会及び社団法人福井県物産協会から、ご後援名義を賜っています。