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第12回 日本は世界有数の発明の国なのですね?
出演 弁理士:鈴木一晃先生 進行:富山幸代
日本は世界で3番目の発明大国です
特に、特許にあまりなじみのない個人の方や中小企業の方には、今後、特許権を利用することをぜひ検討してほしいです。日本弁理士会の無料相談にも沢山の方が来られています。
ラジオトーク
富山 日本弁理士会プレゼンツ「こちら知的財産相談室」の時間です。みなさん、こんにちは。進行役の富山幸代です。この番組は、普段あまり聞き慣れない「弁理士」という仕事について紹介しながら、知的財産にまつわる事柄を相談できる人が身近にいるといかに心強いか、これを弁理士の方への相談を通して、理解を解深めていく番組です。今週の番組の回答者は、日本弁理士会広報センターの鈴木一晃さんです。
鈴木 こんにちは。日本弁理士会広報センターの鈴木一晃です。
富山 鈴木さん、どうそよろしくお願いします。
鈴木 よろしくお願いします。
富山 さて鈴木さん、今週はどのような発明が特許権を取得できるのか、特許出願がいかに多いのかといった基本的なことを教えて頂きました。日本が世界有数の発明の国だとは知りませんでした。世界で3番目とは驚きですね。
鈴木 そうですね。日本の特許出願の件数は以前に比べると少なくなっているものの、まだまだ国内でも特許出願されていないアイデアがたくさんあると思います。特に特許にあまり馴染みのない個人の方や、中小企業の方には、今後特許権を利用することをぜひ検討してほしいですね。
富山 特許にあまり馴染みのない個人の方や、中小企業の方だと特許出願に慣れてない方も多いと思います。でも、「特許権が取れるかもしれないぞ」と夢いっぱいの方も多いんじゃないでしょうか?
鈴木 はい。そうなんです。私は日本弁理士会の近畿支部で、発明相談を毎月担当してるんですけれども、新しく思いついたアイデアで特許権が取れないか、ご相談に来られる方が多数おられます。実際に事業されている方が、更なる飛躍を目指して、新しいアイデアを考えたと言って相談にこられたり、まったく新しいことにチャレンジしようとしている方が、ご自身の考えたアイデアで、これから勝負しようと考えて相談に来られたりします。そういう方のお話をお聞きしているだけでこちらも心が躍りますね。
富山 あー。心が躍られるというね、エピソードを何か一つあったら教えていただきたいんですけれども。
鈴木 実は以前ご相談に来られた方の中に、ご自身が考えられた製品について、まあ相談にこられたんですけれども。その方と一緒に今後の事業展開を一緒に考えながら、どのようにまあ特許出願をしていくか、そもそも特許出願をするべきかどうかという所も考えながらですね、一緒に話を進めながらやったことがあります。その時には、結局事業の展開に特許出願が必要だという話になりまして、あの私が特許出願を担当して、結果的に特許権を取得したという形なんですけれども。まあその方の事業もその特許権をまあうまく利用しながら事業を進められていて、でまあ、その改良された製品なんかについても、まあ私が特許出願を担当させて頂いて、まあまさしくその一緒に寄り添いながら歩いているような形になっているかな、と思っています。
富山 それはうれしい出来事ですよね。
鈴木 はい。そうです。大変嬉しかったです。
富山 どういったところで、その鈴木さんのこうやりがい、弁理士としてのやりがいを感じられますか?
鈴木 やはりあの、いろいろ新しいアイデアを考えられて来られて、それをまあどのようにしたらその事業に結びつくかとかですね、権利として使えるかという所を多分あまりご存じじゃない方が多いと思うんですけれども、まあその辺りを一緒にご相談しながらどのようにしたらいいのかっていう最善の道を考えていく所が、すごくやっぱりやりがいを感じます。。
富山 なるほど。わかりました。なんかこう、熱意が伝わってくるようなお話でしたけれども、是非頑張って欲しいなっていうふうに思います。期待しています。
鈴木 ありがとうございます。
富山 はい。弁理士というとかなり敷居が高い印象があったんですが、鈴木さんの話を聞いてると、随分と身近に感じられるようになりました。
鈴木 それは嬉しい限りです。何かございましたら、是非私ども日本弁理士会にすぐに相談して下さい。日本弁理士会には無料の相談室がありますので、まずはこちらを利用下さい。詳しくは日本弁理士会ホームページ内を御覧下さい。
富山 はい、ありがとうございます。鈴木さん一週間ありがとうございました。
鈴木 ありがとうございました。
富山 なお今日のこの番組は、番組ホームページでいつでも聞くことができます。「弁理士 ラジオ」で検索して下さい。こちら知的財産相談室、この番組は日本弁理士会の提供でお送りしました。また次回をお楽しみに。お相手は富山幸代でした。