支援活動だより150号
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10 知的財産支援活動だより2014年5月号(No.150) この治療法については、画像によりその手順を分かりやすくご説明しました。質問もあり、ご満足いただいたとの印象を持ちました。■三重会場(丸山 明夫) 実際に扱った案件(特・意・商・著・判;合計10件)や、ご当地(津市)企業の実例等を挙げて、知財をどのように役立てるかを解説しました。 例えば、自社の特許・意匠・商標を連携させ、或いは、自社特許と他社特許を連携させることにより、相乗効果を得られることを、具体的に解説しました。 また、知財について正確な知識・理解を持つことが重要であり、それを欠くと、簡単に付け入れられてしまうことを、具体例を挙げて説明しました。 さらに、先使用権の確立、不使用取消の回避、不正競争防止法の適用、著作権の主張には、日々の管理が重要であることも、実例を挙げて説明しました。東海支部 中小企業支援キャラバン隊 隊員 武山 峯和 隊員 西尾 務 隊員 丸山 明夫1.日 時:平成26年3月4日(火) 10:00~11:50(途中、10分の休憩)2.場 所:愛知県立瀬戸窯業高等学校3.実施者:主催/日本弁理士会東海支部 運営/瀬戸窯業高等学校4.内 容:特許権者になろう5.対象者:第2学年1クラス40名(電気機械科)6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構7.講 師:教育機関支援キャラバン隊 隊員 福田 昌弘8.コメント: 4月から就職活動も始まり、かつ、電気機械課の生徒であることから、「特許と製品開発」というテーマで講義をしました。懇意している顧客(メーカ)の現役技術者にも来て頂きました。私からは、①保護される発明、②特許制度の概要及びその目的、③特許を取得するメリット及びその目的、並びに④特許権侵害に対して特許権者が取り得る措置等の概要を説明しました。技術者の方からは、直接、①他社特許により、一度は市場から撤退を余儀なくされた経緯、及び②当該他社特許回避した新製品を開発し、再度、市場に参入するまで経緯等を生徒に話して頂きました。最後に、知的財産とは、直接的な関係はないものの、①特許権の技術的範囲は、文章(特許請求の範囲)の記載により確定されることに加え、及び②就職後も見据え、自分の考えを相手に伝える実習をさせたい、との担当教師(武藤先生)からの強い希望により「昨年、パテントコンテストに出品した作品の問題点、及びその解決手段を文書で表現する実習」を行いました。以上東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 福田 昌弘「愛知県立瀬戸窯業高等学校における知的財産授業」愛知県立瀬戸窯業高等学校

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