支援活動154_webbbok
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知的財産支援活動だより2014年9月号(No.154) 21 して紙カップの底に貼り付けた小型スピーカで音楽再生する仕組みになっています。工作の手順としては、前者の送信側端末機と後者の受信側端末機を作成する2つの工程からなります。いずれの工程でもハンダ付け作業がメインとなりますが、当日参加した児童の多くは工作クラブでハンダ付けの経験がありました。しかしながらこの光通信工作では電子素子3点を一緒にしてハンダ付けする工程があり、多くの児童が苦戦したようです。結局は無事に組み立てて光通信により小型スピーカを鳴らすことが出来た児童もいましたが、多くは時間切れとなりました。その為、講師が居残って完成させました。なお光通信工作のセットの中には素子不良のものもあったため、それ等のセットについては名古屋へ持ち帰り花田会員が完成させた後、翌日に碧南市ものづくりセンターへお送りいたしました。今回の光通信工作は多少レベルが高過ぎたかもしれませんが、子供達が将来いつの日にか知的財産出前授業のことを思い出してもらえたら幸いです。 東海支部教育機関支援機構運営委員 中山 英明、花田 久丸
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