支援活動154_webbbok
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知的財産支援活動だより2014年9月号(No.154) 23 1.日 時:平成26年6月20日(金) 16:20〜17:202.場 所:大阪府立泉陽高等学校 3.名 称:「知的財産特別授業」4.内 容:講義形式5.対 象:2学年15名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 大阪府立泉陽高等学校は、与謝野晶子や橋田壽賀子が卒業した堺女学校を前身とする由緒ある高校で、女優の沢口靖子も、ここの高校出身です。 今回の知財授業は、高2対象のキャリアセミナーにおいて、職業人の話を聞く講座の一つとして行われました。他の職業人としては、裁判官や、マスコミ関係者等が呼ばれたそうです。今回の知財授業の受講生達は、弁理士の職業に何らかの興味を持った生徒達です。 私は、まず、入浴剤に関するコンテンツを用いて、知的財産権と弁理士という職業について講義を行いました。このコンテンツは、中学生(特に中学1年生)には、かなり難しい内容のものですが、さすがに高校2年生になると、理解して聞いてくれていました。 この講義の後、私は、「13歳のハローワーク公式サイト」を参照して、弁理士という職業の概略について、説明しました。そして、私の場合を例にして、特許事務所に勤める弁理士の仕事の内容について説明を行いました。具体的には、スライドに沿って、「特許事務所における特許出願の流れ」、「ある週の私の予定表」、「ある月に私がした仕事」、「私の勤めている事務所の人員構成」、「(私が手掛けて)米国特許になった発明の事例」等の説明を行いました。 その後、私は、これから、弁理士を含む自分の将来の職業を具体的に考えていかなければならない生徒達に参考にしてもらうために、「私が弁理士になるまで」、「私が弁理士になった理由」、「(職業上の)喜びや、やりがい」、「体験談や苦労話」、「高校生に対するアドバイス」、「弁理士の仕事をするに当たり、高校で養っておきたい資質」について話しました。そして、最後に、「私は、弁理士が天職であると思っている」という趣旨の話と、「私は、たまたま弁理士になったが、別に弁理士でなくても、自分に向いている仕事を探して、それを一生懸命やって下さい。」という趣旨の話をしました。 今日の講座を受講した生徒達が、将来の職業を考える上で、私の話を少しでも参考にしてくれたら嬉しく思います。近畿支部知財授業担当 水田 慎一「知的財産特別授業」大阪府立泉陽高等学校興味津々の生徒達に講義を行う講師(水田 慎一会員)
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