支援活動157_web用
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知的財産支援活動だより2014年12月号(No.157) 27 1.日 時:平成26年7月15日(火) 8:50~9:402.場 所:兵庫県立神戸商業高等学校 3.テーマ:「“豊富な発泡”へのこだわり~『きき湯』の知的財産権~、商標の基礎」4.対 象:1学年7クラス280名5.担 当:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会6.内 容: 今回は、兵庫県立神戸商業高等学校を訪問致しました。神戸商業高等学校は、創立136周年の伝統校であり、地元神戸では「県商」と呼ばれ親しまれています。昨年度に引き続き、今年度も、1学年全員(280名)に、弁理士会の知的財産特別授業を受けていただきました。 今回は、体育館に、280人が体育座りをして話を聴きます。知的財産の基本の説明が終わり、「きき湯」のコンテンツに入っていく頃には、当初は騒がしかった生徒たちも、静かになり話に集中していきました。今回の題材である「きき湯」が高校生にも身近な入浴剤ということもあり、話題十分。講師は、280人を相手に質問攻めを始めます。「入浴剤を使っている人?」 「『きき湯』っていう入浴剤、使っている人いる?」 「『バスクリン』って会社知っている人いる?」シャイな生徒が多いのか、最初手を挙げてくれたのは、280人のうちほんの数人。だけど講師(本報告書の執筆者)は諦めません。繰り返し手を挙げさせていきます。そうすると、どうでしょう?講義の後半には、なんと7割以上の生徒が、手を挙げてくれるようになりました。「きき湯」のコンテンツでは、知的財産権で発明をどのように守るか、またその社会的な仕組みに弁理士がどのように関わっているかについて説明致しました。 また、今回は、事前に「商標について重点的にお話いただけると有難い。」との学校側からの要望があったため、「きき湯」のコンテンツに加え、「商標の基礎」についてのスライドを別途用意しました。「商標の基礎」でも、多くの生徒が手を挙げて積極的に参加してくれました。商標の類否や商標権侵害について、生徒の理解度が高いことには驚かされました。 講義の最後に時間をとっていただき、「どうして弁理士という職業を選択したのか」について説明させていただきました。講師は熱く語ってしまいました。講義後、何人かの生徒と話す機会があったのですが、「最後の『弁理士(を選択した理由)』の話が一番面白かった。」とのことでした。神戸商業のシャイな生徒な生徒の職業選択の一つに、「弁理士」が加わったのであれば、今回の訪問の大きな成果だと思います。近畿支部知財授業担当 五郎丸 正巳知的財産特別授業 兵庫県立神戸商業高等学校興味津々の生徒達に講義を行う講師(五郎丸 正巳 会員)
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