支援活動158_webbook
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12 知的財産支援活動だより2015年2月号(No.158)1.日 時:平成26年12月8日(月) 13:25~14:102.主 催:日本弁理士会3.場 所:仙台市立若林小学校4.テーマ:発明工作授業「片手で持てるかな?」5.対 象:小学6年生45名6.講 師:知的財産支援センター第1事業部 日向 麻里 東北支部 鈴木 賢一7.内 容: 仙台市立若林小学校は、仙台駅から南南東に車で10分程度離れた閑静な住宅街の中にあります。近くには広瀬川が流れていて、鮭が上ってくるそうで、校長室前の廊下にはサケの卵が入った水槽が置かれていました。 そんな若林小学校にとって初めての知的財産特別授業を、講師2名で、第5校時に行いました。児童たちにとってはもちろん、先生方にとっても初めての知財授業で、とても楽しみにしていたそうです。 6年生は2クラスなのですが、まとめても45名しかいないことから、少し広めの視聴覚室でまとめて授業を行いました。 初めの5分程度で、弁理士という職業の簡単な紹介と、「はつめいってなあに」の第2章の電子紙芝居を行いました。弁理士のキヨじい、主人公のレオ太、レオ太の父といった重要な役を学校の先生にお願いし、ゴリオは東北支部の斉藤賢一会員、ナレーション、端役、スライドめくりは、日向会員が担当しました。電子紙芝居が始まると子供たちは静かに耳を傾けていました。電子紙芝居の内容に興味を持ってもらえたと思います。 その後、「片手で持てるかな?」という発明工作をしました。最初は悩んでいた子供たちも徐々ににぎやかになり、各自、友達からの刺激を受けながら、それぞれ工夫して自分の食器を作っていました。 校長先生や担任の先生方も積極的に子供たちの机の間を歩きながら作品を見て回っていました。授業が終わった直後、主任の先生が、「思った以上に面白かったぁ! こどもたちの普段と違った表情を見られて良かった。」とおっしゃってくださいました。児童たち自身も楽しかったようですし、知財出張授業をやってよかった、と感じました。知的財産支援センター第1事業部 日向 麻里知的財産特別授業 宮城県仙台市立若林小学校
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