支援活動158_webbook
15/68

知的財産支援活動だより2015年2月号(No.158) 15 1.日  時:平成26年12月12日(金) 13:10~13:552.主  催:防衛省技術研究本部3.場  所:防衛省技術研究本部(市ヶ谷)D棟9階第1会議室4.テーマ:企業における知的財産の実務5.対  象:防衛省技術研究本部の知的財産業務に関わる者等 10名6.講  師:日本弁理士会関東支部東京委員会副委員長 原田 正純7.内  容: 2回の準備会議を経て、全4回の(小規模な)講演会を開催することとなりました。今回の講演会は、第1回目ということもあり、知財の基礎知識をある程度説明したうえで、企業が知財についてどのような活動をしているかと言った話となりました。 主催者である防衛省技術研究本部様の受講後のアンケートの結果は概ね好評でしたが、第2回目以降は更に受講者のご希望に沿った講演になればと思っております。 今回のご依頼は、国家戦略として知的財産について防衛省様も真剣に検討して行こうというものと思いますが、東京委員会としてもこれに応え、知的財産に関する専門職としての弁理士の評価の向上に努めたいと考えます。関東支部東京委員会委員長 折居 章知的財産に関する講演会 in 防衛省技術研究本部1.日  時:平成26年12月19日(金) 18:00~20:002.主  催:東京都立工芸高等学校3.場  所:東京都立工芸高等学校4.テーマ:著作権5.対  象:定時制グラフィックアーツ科 1年生~4年生 110名6.講  師:日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 高原 千鶴子       日本弁理士会関東支部東京委員会副委員長 尾関 眞里子       日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 松本 直子7.内  容: 東京都立工芸高等学校の「知的財産特別授業」は本年度で5回目となります。1年生から4年生を対象に、年に1回授業をおこない著作権、意匠権、商標権、総合篇と4年で1クールとして一巡しましたので、今回は2クール目の初年度として「著作権」をテーマにお話ししました。授業は4部構成で行いました。 最初に高原委員から、「著作権って何ですか?」というテーマで全体を通した概論を説明しました。ここで、著作権について権利の発生や性格等、基礎的な説明をしたうえで、電子紙芝居「私の詩がまねされた!」の第1章、第2章を上演しました。 休憩をはさみ、尾関委員から「著作者って?」というテーマで権利主体となる著作者および利用と保護について説明を行いました。そして最後に松本委員から30条以降の制限規定について「著作物が自由に使える場合」をクイズ形式で説明しました。 著作権に関する問題は、創作の機会が多い生徒たちにとっても身近なようで、興味をもって臨んでもらえたように思います。最後に感想文を拝見せていただきましたが、「大変わかりやすかった。」「これから、もっと著作権について調べてみようと思う。」など意欲的な感想もいただきました。 担当の佐原先生からは、次年度のテーマについて、「特許権だけというと、少々難しいのではないか?意匠権と共に説明をしていただく、またはグラフィックアーツ科の生徒が興味を持てる内容のもので何か考えていただけますか?」という課題もいただきました。 年々、生徒さんたちの理解も深まっているようですので、次年度にしっかり引き継いで行きたいと思います。関東支部知財教育支援委員会 松本 直子知的財産特別授業 東京都立工芸高等学校

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です