支援活動159_webBook
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12 知的財産支援活動だより2015年3月号(No.159)査を利用した地域団体商標出願としては初の登録査定となります。 本支援は、東北経済産業局、宮城県、石巻市及び日本弁理士会が協力して行ったものでありますが、津波によって周知性を証明する証拠が喪失状態であるにも関わらず早期に権利化できたことは、ブランド支援チームの活躍によるところも少なくないものと思われます。※1「雄勝硯」について [1396年(室町時代)ごろ、既に石巻市内で硯石が産出されていたと伝えられています。応永の昔より名硯として賞美され、以来600年の歴史と伝統が受け継がれています。雄勝硯の原石は、黒色硬質粘板岩で粒子の均質さ、光沢などから、硯の原石として最も優れた特徴を持っています。市内の山から露天掘りで採石され、国内の硯の90%を供給する代表的な産地です。](宮城県ホームページより引用)3-3.地域ブランド監理監視機構 平成26年1月24日に設立した「地域ブランド監理監視機構」※2ですが、本年度下半期から復興プロジェクトの活動から離れて、監視対象を全国のご当地グルメブランドに拡大しました。なお、復興プロジェクトからは離れましたが、設立経緯に鑑みて便宜的に復興プロジェクトと同時に運営を行いました。 また、地域ブランド監理監視機構は、一般消費者からの通報を受けて活動しておりますが、累計の通報件数は37件となっています(平成27年2月17日現在)。※2「地域ブランド監理監視機構」について 模倣品被害から消費者を保護することを目的とし、模倣被害発見活動としての通報窓口の設置や、模倣被害取り締まり活動としての使用停止通知等を行う機関です。3-4.特許活用チーム 特許活用チームでは、特許出願等復興支援制度を利用して権利化された案件について、権利化後の活用を促進させるための支援活動を行いました。具体的には、平成25年度に事業計画書の作成支援を行った特許第5180401号「埋め込み式の電源コンセント」について支援を継続して、事業化に必要な補助金申請の支援を行いました。 さらに、平成26年度は、新たに特許第5442089号「食品用容器」の支援を行いました。本支援においては、権利者へヒアリングを行って課題を抽出すると共に、当該課題の解決策を提案する提案書を作成しました。4.これまでの主な活動の経緯(1)平成23年度の活動・日本弁理士会の会員に「東北地方太平洋沖地震救済募金」の呼びかけを行いました (募金約1億円は日本赤十字社へ寄付しました)。・日本弁理士会のホームページ上に「震災復興支援ページ」を設置し、日本弁理士会の

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