支援活動159_webBook
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6 知的財産支援活動だより2015年3月号(No.159)① 国立高等専門学校への  エンターテイメントセミナーについて知的財産支援センター第2事業部 水崎 慎1.経緯 平成25年3月14日、日本弁理士会と独立行政法人国立高等専門学校機構(以下、「高専機構」といいます。)との間で、「知的財産教育の充実及び知的財産の活用のための協力に関する協定」(以下、「本協定」といいます。)が締結されました。表題のセミナーは、本協定に基づき、高専機構との協力のもと、全国の国立高等専門学校(以下、「高専」といいます。)を対象として、知的財産支援センター第2事業部が主幹となって、企画、開催したものです。昨年度は、本協定の締結記念としてセミナーを開催しました。引き続き、今年度は、さらに規模を拡大してセミナー(以下、「高専セミナー」といいます。)を開催しました。2.今年度の活動経過i)昨年度のセミナーにおける高専の感想の取りまとめと高専機構の要望の聞き取り 昨年度のセミナーは、主に特許について学生に理解していただくため、初心者向けの寸劇形式であり、9校(弓削商船、沼津、函館、豊田、新居浜、富山、木更津、北九州、明石)で開催されました。後日、高専機構の協力のもと、今年度に向けて、今後のセミナーについてのアンケートを各高専で実施、回収しました。さらに、昨年度のセミナーの感想を高専機構から聴取しました。主な内容は次のとおりです。◆入門、中級、上級に分けて行い、高専毎に選択できるようにする。知財に関する講義がほとんど初めてであれば入門を選択し、ある程度知財に関する知識があれば中級を選択するなど。◆知的財産は、権利だけというものではなく、金銭的な財産にも繋がるということをもっと説明してもよいと思う。例えば、身近にあるものについて、特許を取得した人がどのぐらいの収入を得たのかなど。◆実際の特許(多くの人が知っている事例または多くのお金が動いた事例など)を主な題材にすると、学生も興味を持ちやすいと思う。◆学校と同地区の弁理士(講師)派遣がよい。同一地区の弁理士であれば、何かと便利である。学校単独でセミナーを依頼する際にも、同地区の講師であれば招聘がしやすく、連携という面でも効果的であると考える。◆専門用語を多用せずに、わかりやすい言葉で説明、解説して欲しい。◆スライドの情報量が多くて見づらいまたは覚えられない箇所があったため、情報量の多いスライドは資料として配付して欲しい。◆学生にとって、弁理士に接する初めての機会だと思われる。弁理士の仕事、弁理士を目指すならば、といった弁理士当人の体験談も聞かせてほしい。ii)高専機構および高専の要望を受けて高専セミナーの内容を決定 上記の要望を受け、本年度の高専セミナーでは、さらに高度な内容のセミナーを希望する高専からの要望に応え、また、さらに充実した知的財産教育を高専機構に提供するため、昨年度の初級編に加え、中級編および上級編の高専セミナーを開催することにし

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