支援活動だより160号_webbook
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知的財産支援活動だより2015年5月号(No.160) 25 1.日 時:平成27年2月3日(火) 9:45〜10:302.場 所:大阪市立九条北小学校 3.名 称:知的財産特別授業4.内 容:君も今日からエジソン5.対 象:5,6学年4クラス90名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回私達が訪問したのは、JR西九条駅から歩いて10分程の場所にある大阪市立九条北小学校です。九条北小学校の周囲には町工場が立ち並ぶ風景を見ることができました。今回の知財授業は、5年生2クラスと6年生2クラスの合計4クラスで一度に行いましたので、教室の後ろの方の児童は少し授業に参加しにくかったかもしれません。私が司会進行役を担当し、田中勝也会員がF博士役とクイズコーナーの進行を担当しました。 授業の中では、お手伝いをしてくれる児童を募る場面が何度かありますが、ある児童が、積極的に何度も何度も元気良く手を挙げてくれました。やる気のある児童は、2度3度と選んであげたいところですが、できるだけ多くの児童に手伝ってもらいたいので、同じ児童ばかりにお願いするわけにもいかず、悪いなぁと思いながら、授業を進めていきました。 F博士のサラカップルと怪人Xの模倣品のどちらを買うかという質問に対して、安価な怪人Xのほうを買うと答えてくれた児童の割合が比較的多かったのが印象的で、さすが大阪の子供たちはしっかりしているな、と感じるとともに、本当に伝えたいことをもっとしっかり伝えなければいけないな、とも感じました。授業が終わった後、ちょうど休み時間になったので、発明品を自由に見てもらう時間を設けたところ、授業中は静かだった児童も、休み時間が終わるギリギリの時間まで、発明品を手にとって楽しそうに見ていました。 同校を後にして、九条北小学校の脇の道を駅に向かって歩いていると、塀の向こうから「さようなら」という声が聞こえてきました。塀の向こうに見えたその顔は、何度も何度も手を挙げてくれたあの児童でした。わざわざ私達を見送りにきてくれたようでした。名残を惜しむように声を掛けてくれた児童の気持ちがとてもうれしく、知財授業を楽しんでくれたに違いないと思いながら、帰路に着くことができました。近畿支部知財授業担当 柳瀬 智之「知的財産特別授業」大阪府大阪市立九条北小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣(左写真の左から 柳瀬 智之、田中 勝也の各会員)
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