支援活動だより160号_webbook
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知的財産支援活動だより2015年5月号(No.160) 29 1.日 時:平成26年11月10日(月) 15:00〜16:102.場 所:兵庫県立須磨東高等学校 3.名 称:知的財産特別授業4.内 容:特許紛争事件の攻防5.対 象:1学年2クラス49名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回、知的財産特別授業を実施したのは、兵庫県立須磨東高等学校です。同校では、リーガルマインド(法的思考力・判断力)の育成に力を入れておられ、昨年に引き続き、ご依頼をいただきました。当日の授業では、私たち弁理士のほかに、弁護士、建築士、医療従事者等の様々な専門分野の方々が講師として来られていました。 授業は、柳瀬智之会員の司会で進行し、寸劇形式で行われました。立川伸子会員扮する三島企画代表の三島麗子が、自ら発明した「おにぎりパック」について、特許権を取得し、活用していくという話を通じ、生徒たちに特許制度について学んでもらいました。そして、三島麗子は、佐々木達也会員扮する切田興業社長の切田権造と、それぞれが製造販売する製品と、さらにはそれぞれが有する特許権をめぐり攻防を繰り広げます。 劇の内容は複雑で、多少難解と感じられる部分もありますが、生徒たちはみな真剣に最後まで聞いてくれました。そして、途中で行った三島麗子と切田権造のどちらが正しいかという質問では、その設定がグレーゾーンであっただけに、意見はほぼ半々に分かれました。そのような反応からも生徒それぞれが内容を理解した上で考えて答えてくれていたのだと思います。 高校生という多くのことを考え成長していく大事な時期に行われるリーガルマインドの教育において、我々弁理士が行った講義が少しでも多く生徒の皆さんの心に届き、法的思考力と判断力を育む一助になってくれればと願うばかりです。そして一人でも多くの生徒たちに弁理士という職業を覚えてもらい、将来職業を選ぶ上で選択肢の一つに入れてもらえればと感じつつ、学校を後にしました。近畿支部知財授業担当 淡路 俊作「知的財産特別授業」兵庫県立須磨東高等学校興味津々の生徒達に講義を行う講師陣(左写真の左から 立川 伸子、柳瀬 智之、淡路 俊作、佐々木 達也の各会員)
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