支援活動163_Webbook
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知的財産支援活動だより2015年8月号(No.163) 15 1.日  時:平成27年6月8日(月) 10:40〜12:30、13:15〜15:052.場  所:兵庫県立西脇工業高等学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:高校知財授業 5.対  象:1,2学年2クラス80名6.担当部署:近畿支部知財普及・支援委員会7.講  師:大西 正夫8.コメント: 兵庫県立西脇工業高等学校での「知的財産特別授業」は4年目になりました。 昨年から、1年生だけでなく、2年生にも授業を行うことになりました。今年も昨年と同様に1年生、2年生に授業を2コマずつ行いました。 1年生を対象にした授業は、知的財産権制度の概略と特許出願の難しさを知ってもらうことを主目的としたものです。 また、2年生を対象にした授業は「パテントコンテストを目指して!」と題し、文部科学省、特許庁、(独)工業所有権情報・研修館、日本弁理士会の四者が主催するパテントコンテストでの入賞を目指すためにはなにが必要かという観点から、発明の発想法や特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」での検索を体験してもらいました。 発明の発想法では、「絡まりにくいイヤホンコード」を例に挙げ、現時点で商品化されているものを知り、その問題点を知り、その問題点を解決するためにはどのような工夫が必要かを考えます。 特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」での検索に慣れるために、自分や親戚、知人と同姓同名の発明者がいないかどうかも検索してみました。すると、自分のおじいさんと同姓同名の発明者を発見した生徒がいました。よくみると、おじいさん本人でした。「おじいさんもこんなこと発明してたんや」とびっくりするとともに、発明や特許出願を身近に感じられたようでした。 昨年度のパテントコンテストでは、昨年の授業を受けた今の3年生の応募作品が出願支援対象作品に選ばれていることもあって、2年生は授業を受ける前からいろいろと応募作品を考えているようでした。その作品のキーワードから類似のアイデアの公報を検索してみました。 「同じようなアイデアぜんぜんなかった!」と喜ぶ生徒に、同義語での再検索をさせたところ、同じようなアイデアの公報が発見されたので検索するキーワードも工夫しないと適正な検索ができないことも十分に理解できたようです。 徹底的に調査し、自分のアイデアと検索結果とを比較してよりよりアイデアを考え出すことがパテントコンテストでの入賞につながることを伝えると、「チャレンジのしがいがありますね」との頼もしい応答がありました。 西脇工業高等学校の昨年度に引き続いて、今年度のパテントコンテストでの活躍を期待します。近畿支部知財授業担当 大西 正夫「知的財産特別授業」兵庫県立西脇工業高等学校興味津々の生徒達に講義を行う講師陣

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