支援活動163_Webbook
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20 知的財産支援活動だより2015年8月号(No.163)1.日 時:平成27年6月27日(土) 10:00~17:002.会 場:松下IMPホール(講演会の部)、ツイン21アトリウム(イベントの部)3.講演テーマ:キャラクタービジネスから学ぶ著作権と知財戦略 イベントテーマ:身近に楽しむ知的財産4.概 要: ◆講演会の部 [第1部 基調講演] ・基調講演1:キャラクターの保護と著作権 茶園 成樹 氏(大阪大学大学院高等司法研究科教授) ・基調講演2:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®におけるキャラクターライセンス契 約の実務 北口 圭介 氏(株式会社ユー・エス・ジェイ法務部課長) [第2部 パネルディスカッション] ・ミニ講演1:ライセンシング・ビジネスの概要とその仕組み 谷口 香織 氏(一般社団法人日本ライセンシング・ビジネス協会理事・ゼネラルマネージャー) ・ミニ講演2:著作権を補強する意匠と商標 松井 宏記 会員(レクシア特許法律事務所・代表パートナー・弁理士) ・パネルディスカッション モデレーター:松下 正 会員(古谷国際特許事務所 弁理士) パネリスト:茶園 成樹 氏、北口 圭介 氏、谷口 香織 氏、松井 宏記 会員(順不同) ◆イベントの部 [ステージ] ・サイエンスショー(1)世界一かんたんブーメラン ・君も今日からエジソン(寸劇) ・サイエンスショー(2)見える、見えないの不思議 ・マスコットキャラクターと弁理士によるトークショー [常設会場] ・発明工作教室 ・クイズコーナー(「はっぴょん」の弁理士クイズ) ・キャラクター撮影会(はっぴょん、浜寺ローズちゃん、ビリケンちゃん) ・ブース展示1:知的財産権制度、弁理士の紹介 ・ブース展示2:全国発明婦人協会による発明品展示 ・ブース展示3:関西を代表する福の神・ビリケンさんの展示5.参加者総数:延べ約1,800名(講演聴講者315名、イベント参加者約1,500名)6.内 容: 7月1日の「弁理士の日」を記念して、平成27年6月27日(土)に大阪ビジネスパーク内のIMPホールおよびツイン21アトリウムにおいて「知財ふれあいフェスティバル」を開催しました。講演会場のIMPホール、イベント会場のツイン21アトリウム共に多くの方が来場され、大変盛況なフェスティバルとなりました。 講演会の部は、最初に日本弁理士会近畿支部の小森久夫支部長より開会の挨拶があり、続いて第1部の基調講演を行い、休憩を挟んで第2部のパネルディスカッションを行いました。 第1部の基調講演1では、知的財産権に関する法学者であり、著作権についての第一人者でもある大阪大学大学院高等司法研究科教授の茶園成樹氏より、「キャラクターの保護と著作権」と題してご講演をいただきました。 本基調講演では、キャラクターに関して、最も重要な法的保護手段であると思われる著作権法による保護の問題として、主として、ポパイ事件やキャンディ・キャンディ事件、ひこにゃん事件等のキャラクターに関する裁判例を紹介していただき、これらの判例を通じてどのようなキャラクターが保護されるか、あるいは誰が権利を有するか、いかなる内容の権利が与えら平成27年度 弁理士の日記念講演事業「知財ふれあいフェスティバル」
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