支援活動165_Webbook
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4 知的財産支援活動だより2015年10月号(No.165)UNITT Annual Conference 2015知的財産支援センター 第2事業部 部員 武田 寧司 小山 京子 平成27年9月4日(金)~5日(土)の二日間にわたり、東京都葛飾区の東京理科大学葛飾キャンパスにおいて、一般社団法人大学技術移転協議会(UNITT)主催の「UNITT アニュアル・カンファレンス 2015」が開催されました。 本年度も、大学、TLO等の知財、技術移転部門の担当者及び専門家が集い、参加者は約490名、日本弁理士会からも40名が参加しました。オープニングリマークに続く全体セッションにおいて大学発明の産学連携部門での取り組みの実績や展望が示された後、5~6のセッション会場に分かれ活発な議論・情報交換が行われました。 日本弁理士会では、協賛セッションにて「特許基礎講座」を毎年行っています。本年度は、これに加えてスポンサーセッションにおいて日本弁理士会の活動の紹介を行いました。I.以下、各セッションの概要を分野別に挙げます。(注:セッション番号の数字1及び2は一日目、3及び4は二日目)<大学、連携部門からの視点>B1:これからの海外出願はどうする?JST(科学技術振興機構)の外国支援制度が変わってどうなる大学・・大学等は、研究成果を国際的に活用・普及促進するために、世界的に特許を取得し活用することが望まれるが、多大な費用が必要となるため、海外での特許取得を断念するケースが少なくない。大学が外国特許を取得し維持するには、JSTの支援が非常に重要であるが、支援を受けることが非常に厳しくなった現状で、大学はどのように、国際連携等を促進していけばよいのか、について事例紹介とともに情報交換をしたい。C1:大学におけるシーズ育成とPOC(Proof -- of -- Concept)ファンドの活用

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