支援活動166_WebBook
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知的財産支援活動だより2015年11月号(No.166) 35 1.日  時:平成27年10月1日(木) 18:30~20:002.会  場:ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)北館3階309号室3.主  催:近畿支部、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)4.テーマ:2015年に始まった新しい制度を活用して自社商品の優位性を確実に       伝える方法5.講  師:伊藤 世子 会員、大森 勇 会員6.対  象:一般受講者 12名7.内  容: 前半:伊藤会員により、食品メーカーが良い商品を開発するために利用できる制度と、その問題点及び解決策などについて講義がありました。 まず、従来の制度として、①栄養機能性食品及び②特定保健用食品について概要を説明しました。 加えて、2015年から始まった制度として、③食品の機能性表示(①と②の中間的性質、事業者の責任で科学的根拠に基づいて機能性を表示できるメリットを有する)を紹介しました。 但し、この機能性表示食品は、研究レビューを提出すれば機能性表示可能であるため、先に届出た自社の研究レビューが、競合他社に研究レビューとして利用される可能性(デメリット)があります。そこで、他社の参入を防ぐために、特許・商標などを利用することはできないかという提案を行いました。その際に、用途発明を利用できるか否かについての一見解を示しました。 さらに、この機能性表示を商標法により保護できないかという点について、後半で下記のように説明しました。 後半:大森会員により、機能表示商標の登録の受け方について、登録例を挙げつつ説明がありました。さらに魅力ある商標の作り方のノウハウについて説明を行いました。近畿支部知財普及・支援委員会 大森 勇平成27年度知的財産権に関するセミナー in MOBIO-Cafe( 第2回)〔大阪市〕セミナー風景

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