支援活動168_WebBook
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30 知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168)1.日 時:平成27年11月28日(土) 13:30~16:402.場 所:ホテル国際21 1階「藤の間」3.実施者:主催・運営/日本弁理士会 東海支部・長野県4.内容及び講師:企業経営に活かす知的財産~経営判断における知的財産の活用について~ (第1部)「事業活動に伴う効果的な知的財産の保護」 講師 久納 誠司 会員 (知財コンサルティング委員会委員) (第2部)「シーズを知的資産として活かす経営」 講師 中小企業診断士 滝澤 恵一 氏 (一般社団法人長野県中小企業診断協会会長)5.対 象:一般市民、企業関係者など 36名6.担当部署:東海支部 長野県委員会7.コメント: 第1部は、久納会員が知的財産制度の概要、本質、事業活動と知財活動との関係、戦略的な知財保護のあり方について順を追って講演しました。特に、後半の戦略的な知財保護のあり方では、戦略性、保護対象の見つけ方、目の付け方、そして、知財ミックスまでを短い時間でわかりやすくご説明しました。事業を保護するというための知財という本来の知財戦略に対し、とかく知財を取得するという方向に流れがちの考え方を、今一度、事業との関連から知財を見直すための、方向と、良い機会が得られたと感じました。 第2部は、中小企業診断士の滝澤氏にシーズを知的財産として活かす経営と題してご講演いただきました。その内容は、まずは経営理念、テーマの認識、そして、それを活かすため知財ということを、事例を中心に熱くご講演いただきました。知財の活かし方という観点からも大変に得ること大きかったご講演ですが、それにもまして、事務所経営者として、経営とは、を考えさせられるご講演であり、参加した一般の方はもとより、事務所経営を行っている先生方にも非常に有用なご講演であったと思います。 今回、我々弁理士には、なかなか聞くことができない中小企業診断士の方のご講演を聞くことができたことは、参加者にとって有意義な機会であったと思います。東海支部 長野県委員会 委員長 今井 彰「休日パテントセミナー2015 in長野」弁理士 久納 誠司 講師中小企業診断士 滝澤 恵一 講師
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