支援活動168_WebBook
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知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168) 35 1.日 時:平成28年1月16日(土) 13:30~16:002.場 所:名古屋商工会議所 3階第5会議室3.実施者:主催・運営:日本弁理士会東海支部4.内 容:「著作権法入門その後~著作物と著作者を中心として~」5.対象者:一般市民、中小企業者、知財担当者など(78名)6.担当部署:東海支部 知的財産権制度推進委員会7.講 師:東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 相羽 洋一 会員、多賀 久直 会員8.コメント:前半:「著作物と支分権」(担当:相羽) 前半は、著作物と支分権について少し詳しく検討する内容の話をしました。いずれも裁判例を掲げて、具体的な事例を説明しました。ことに何かの著作が完成すればすべて著作物になるというわけではなく、著作物の要件に欠けるため著作物と認められない事例がかなりあることを理解してもらったと思います。また、裁判例について判決文を抄録したプリントを配布しましたので、参加者には理解しやすかったのではないかとおもいます。ただ、時間の配分を誤り、支分権についての説明が十分にできなかったことが残念でした。後半:「著作権の帰属について」(担当:多賀) 後半は、「著作権は誰のもの?」という題のもとに、著作権帰属の原則、共同著作の場合、職務著作の場合、映画著作物の場合および著作者の推定規定について、一通り説明しました。聴講者がなるべくイメージし易いように、判例や想定事例を提示すると共に、会社(利用者側)とクリエーター(創作者側)とに立場を分けて、制度や規定の意義を説明することを心掛けました。 今回多くの方に参加していただいたことから、著作物を容易に創作し、利用することができる近年の状況により、著作権に関する関心がますます高くなっているように感じます。東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 相羽 洋一委員 多賀 久直「第6回休日パテントセミナー2015 in名古屋」セミナーの様子
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