支援活動168_WebBook
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42 知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168)1.日 時:平成27年11月12日(木) 13:55〜14:452.場 所:兵庫県 滝川高等学校3.名 称:「知的財産特別授業」4.内 容:『“豊富な発泡”へのこだわり~「きき湯」の知的財産権~』他5.対 象:1学年280名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講 師:後 利彦 会員、柳瀬 智之 会員8.コメント: 滝川高等学校は板宿駅から徒歩5分と大変アクセスの良い所にあり、大阪から姫路あたりまで幅広い地域から生徒たちが通学されているとのことでした。男子校ということもあって非常に元気が良い生徒さんが多かったように思いました。また、知的財産権や弁理士という言葉を初めて聞くという生徒たちが多かったことから、興味を惹いてもらえるような話題も盛り込みつつ授業を行いました。今回は知的財産権に加え弁理士という職業についても知るという職業教育の意味もあると担当の先生から伺いましたので、このことも意識しつつ内容を組み立てて授業を行いました。 最初は導入として弁理士の仕事および知的財産権の概要について説明し、続けて最近起こった知財訴訟のトピックスについて紹介しました。特に知財訴訟では身近な商品について取り上げたこともあり生徒たちは興味を持って聞いてくれていました。 次に、「きき湯」を題材に苦労して開発した商品を知的財産権を使ってどのように保護していくか説明し、実際のビジネスにおける知的財産権の重要性について知ってもらいました。最後に、「コインロッカー」を題材に特許権、意匠権、商標権それぞれで保護できる対象をクイズ形式で出題し手を挙げてもらいながら生徒たちに答えてもらいました。キーレスのコインロッカーという具体的な商品の特徴を提示しながら考えてもらいました。クイズが進むにつれて正答率が次第に上がってきた様子から知的財産権の保護対象について生徒たちの理解が深まったように思われました。 今回は50分という短い時間でかつ約280名の生徒の前での一斉授業ということもあり、どこまで理解を深めてもらえるか心配していましたが、最後の質問タイムで多くの質問が飛び出し、ビジネスにおける知的財産権による保護の重要性や弁理士の役割についてしっかり理解してもらえたのではないかと感じました。今回の授業が少しでも生徒たちの将来に役立つことを祈って学校を後にしました。近畿支部知財授業担当 後 利彦「知的財産特別授業」兵庫県滝川高等学校興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
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