支援活動168_WebBook
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知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168) 45 1.日 時:平成27年11月19日(木) 10:50〜11:352.場 所:大阪狭山市立西小学校 3.名 称:「知的財産特別授業」4.内 容:君も今日からエジソン5.対 象:6学年3クラス87名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講 師:赤岡 和夫 会員、冨田 光治 会員8.コメント: 大阪狭山市立西小学校から初めての知財授業のご依頼を戴き、6年生3クラスの子どもたちに向けて、知財授業(君も今日からエジソン)を行いました。 授業では、まず、「発明って何かを知っていますか?有名な発明家って誰がいるかな?」などの質問をすると、多くの子どもたちが手を挙げて元気に答えてくれました。 次にコップと皿を組み合わせた「サラカップル」等を例に取り上げ、発明とはどのようなものかという説明を行い、生活の不便を解消するための方法について考えてもらいました。子どもたちに皆の前へ出てきてもらい発明を体験してもらう場面では、男の子も女の子も積極的に参加してくれて、とても嬉しく思いました。また「サラカップル」を発明したエフ博士や、「サラカップル」の模倣品を安く売る怪人Xが登場する寸劇では、特許権が存在することの理由等について説明を行いました。子どもたちに「本物と偽物のどちらを買いますか?」と尋ねると、発明したエフ博士のことを考えて「本物を買う」と言う意見が多かったですが、「安い方を買う!」という意見も結構あり、少し驚きました(怪人X役を男の先生にお願いしましたが、悪役ぶりがすばらしく名演技に惹かれたからかもしれません。)。 最後のクイズタイムも皆さんが真剣に考えてくれて、元気よく回答してくれたのがとても印象的でした。 授業を終えて、校長先生とのお話の中で、児童の中に1名、将来弁理士になりたいという児童がいると言うお話を聞きました。皆の前に出てきて発明を体験してくれた子どもたちの中の一人だったとのことで、今日の授業を体験して将来本当に弁理士になってくれたら嬉しいなと思いました。近畿支部知財授業担当 冨田 光治「知的財産特別授業」大阪府大阪狭山市立西小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣
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