支援活動168_WebBook
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58 知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168)1.日 時:平成27年12月10日(木) 9:50~10:402.主 催:愛媛県、日本弁理士会3.場 所:愛媛県立大洲高等学校4.テーマ:知的財産権の出願の仕方から登録までの流れや登録にかかる費用等について5.対 象:商業科3年生38名6.講 師:石川 竜郎 会員、安藤 直代 会員、塩尻 一尋 会員7.内 容: 愛媛県立大洲高等学校は各学年商業科1クラス、普通科4クラスからなる学校で、ノーベル物理学賞を受賞された中村修二教授の母校です。また、中江藤樹との関わりを大切にしており、校内には「至徳堂」と呼ばれる施設も存在しています。今回の授業では、「自分たちが開発した商品を市場で販売するためにはどのようにすればよいのか、どのような手続きを取ればよいのか」を学ぶことを目的として、知的財産権の出願の仕方から登録までの流れ、登録に係る費用等について、商業科3年生の生徒を対象に授業を行いました。 前半はオリジナルのパワーポイント教材を使用して、知的財産権とはどのようなものか、から始まり、手続の流れ、そして費用について概略を説明しました。また、後半では発明工作授業コンテンツである「片手でもてるかな」を用いた簡単な商品開発のグループワークを行いました。事前に活発な生徒たちであると聞いていたとおり、後半のグループワークでは積極的に手を動かして各グループで個性的な商品を製作していました。その後、製作した商品をネーミングとともに発表し、それがどのような知的財産権と関わりがあるかを復習して理解を深めることに努めました。 1コマという限られた時間でしたが、座学によるインプットとグループワークによるアウトプットという両面が経験できたのは、生徒たちにとっても有益だったのではないかと思います。講義は真剣に聞いてもらえ、我々からのクイズ等にも積極的に参加してくれていました。グループワークでも短時間ながら、すぐに手を動かして作業にとりかかることができたので、一度完成した商品をさらに改良してより優れた商品を目指すという過程を経験できたものと思います。そして最後には生徒代表からお礼の言葉をいただきました。中村修二教授に続き、素晴らしい発明等が彼らから生まれることを期待します。知的財産支援センター第1事業部 塩尻 一尋「知的財産特別授業」愛媛県立大洲高等学校
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