支援活動168_WebBook
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知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168) 59 1.日  時:平成28年1月29日(金) 10:55~12:452.主催者:愛媛県、日本弁理士会3.場  所:愛媛県立東温高等学校4.テーマ:知的財産について5.対  象:商業科3年生77名6.講  師:塩尻 一尋 会員、奥村 一正 会員7.内  容: 塩尻一尋会員、奥村一正会員の2名が東温高等学校に出張して知財授業を2コマ行いました。当日は、東温高校の平水雅典先生にお世話になり、また、愛媛県から地域政策課の高石淳課長と松田浩治主任が視察されました。 授業の1コマ目は、まず身の回りの知的財産の事例について、次に、特許エンタメセミナー(初級)「パテントフォーマー物語」や、クイズを通じて、特許/意匠/商標になるものやどんな発明が特許になるか、特許取得の流れ等について説明を行いました。クイズを進めていくにつれて、高校生たちは特許や意匠になるもののイメージが徐々に理解されていったようです。 2コマ目は、1コマ目の授業の残りを説明した後、高校からの要望により、弁理士の業務について説明しました。塩尻会員からは、大きな事務所に所属し主に外国からの特許出願を通じた業務、奥村会員からは、一人事務所で主に中小企業の商標出願を通じた業務を簡単にお話しました。これには、全員がとても興味をもったようです。 次に、「片手で持てるかな?」の発明工作授業を6名がひとつのグループになって実施しました。工作授業では、グループごとにメンバーで話し合うことにより様々な発想が生まれ、20分の制限時間内で楽しみながら商品開発を体験してもらうことができました。そして最後に各グループの代表者による開発商品のコンセプトとネーミングの発表をしてもらってまとめを行いました。 なお、本知財授業では、愛媛新聞社の取材を受け、記事が1月30日(土)付けの愛媛新聞に掲載されました。知的財産支援センター第1事業部 奥村 一正「知的財産特別授業」愛媛県立東温高等学校

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