支援活動169_WebBook
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8 知的財産支援活動だより2016年3月号(No.169)1.日  時:平成27年11月25日(水) 13:25~14:152.主  催:東海大学付属望洋高等学校3.場  所:東海大学付属望洋高等学校(千葉県市原市)4.テーマ:「知的財産」についての基礎的知識5.対象者:1学年全クラス6.参加人数:322名7.講  師:関東支部知財教育支援委員会 森 哲也、金森 靖宏、金子 彩子8.内  容: 事前に教員と面談したところ、生徒に身近な題材を中心に幅広く学びたいというご希望を頂きましたので、講師3名がそれぞれプレゼンテーションを自作し、スクリーンに上映しながら15分ずつ講演を行いました。 まず、金森会員が、身近な商品(シャープペンシル、大福アイス、ロールプレイングゲーム等)を例に「技術を守る特許・デザインを守る意匠・ブランドを守る商標」をクイズ形式で解説し、知的財産制度の概要を学んでもらいました。次に、金子会員が、新しいタイプの商標の登録例を紹介した後、身近な著作権問題(五輪エンブレム騒動、動画投稿サイトやSNSでの問題、学校での制限規定等)を○×クイズ形式で解説しました。最後に、森会員が、古代ギリシャ時代からの知的財産制度の歴史や、弁理士業務の国際性について縦横無尽に解説しました。生徒の挙手や発言等の反応も多く、概ね興味を持って貰えたと実感しています。 私立大学付属高校であるためカリキュラムに自由度があり、系列高校全体で知財合宿を行う等、知財教育に力を入れていると教員にお聞きしました。知財教育に対する熱意に感服すると同時に、我々も一層、若者への知財教育活動を発展させるべく、襟を正す思いがしました。関東支部知財教育支援委員会 金子 彩子「知的財産特別授業」東海大学付属望洋高等学校

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