支援活動170_WebBook
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16 知的財産支援活動だより2016年5月号(No.170) どれも最低限の片手で持てる課題を達成したばかりでなく、「一度に大量に持ちたい」、「仲良く2人で飲みたい」など追加の工夫(課題と解決)がみられてたのしい工作になりました。・ビー玉回転台 キヨじいの子供のキョウタ君のスライドでオリジナルな課題「指一本でスムーズにまわる回転台」をあたえておきます。ビー玉の扱いが慣れないと難しく、昨年は床に落としてなくす子がたくさんいたので「ビー玉脱走」と呼んで禁止し、設計の間はサンプルとして4人班に5玉のビー玉と1枚の盆だけを与えるようにしました。子供達は、すこし凹面になっている菓子盆でも糸底側を用いるなど、むしろビー玉を所定位置におさめるための工夫が高まっていたようです。実際の工作ではビー玉数は制限せず、ヒモを求める子がでたのでヒモを持参しました。3回もの時間をゆっくりと楽しめましたが、やはり進度に差が出ました。最後は、進みの速い子供のために、3回目には折り畳み可能な背景としてやさしめの「オリガミックアーキテクチャー」の型紙を持ち込みました。すきな図柄を選んで、カッターで背景を切り抜き、回転台の上に設置できた子も数人出現し、進度に舌を巻きました。来年も背景型紙まで用意すべきだと思います。・パン屋のレオ君の物語第二~三章 毎回最終回ではまず学校の用意した用紙に感想を書いてもらいます。このときに行った工作名リストを黒板に書き「どれが一番たのしかったかな?」などと促したので子供は感想をかきやすかったようです。次に、ストーリー上映。弁理士という職業の全体像を理解していただけたとおもわれます。さらに頭脳労働の成果が世の中で重要な役割を果たすようになっており、「知的財産」と呼ばれていることも説明し、工作の経験を踏まえてすんなりうけいれてもらえたようです。また、今年は3つの工作で設計図を弁理士があずかっていますが、守秘義務があるので、アイデアの横流しをすることは絶対にないことと、大きくなって工作を出願したくなったら言ってねと約束しました。こどもたちは今までのどの工作も大事にもってかえってくれていますが、きっと家でも工作の種を発展させて楽しんでくれると思います。 感想文では 非常に楽しかった等ということで、子供達の心に大きな感動が生まれたことを感じられました。 最後に、同日に行われた校長先生との会談では好意的にうけとめていただいていることがわかりました。名古屋市内の他職種の方がつくっている実践授業カタログにのっていないため知名度が低いのではないかとご提案をいただきました。東海支部教育機関支援機構副機構長 寺坂真貴子 ビーダマ回転台工作作品
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