支援活動171_WebBook
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知的財産支援活動だより2016年6月号(No.171) 11 1.日  時:平成28年4月27日(水) 10:45〜11:302.場  所:綾部市立東八田小学校3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:5,6学年2クラス16名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:大野 義也、松山 徳子8.コメント: 京都から特急「きのさき」で一時間、綾部駅からさらに普通電車で四駅先に綾部市立東八田小学校はあります。80年近くの間子どもたちを育んできた木造校舎の床は磨き込まれてつやつやと光っていました。 今回は6年生3名を含む5、6年生合同の知財授業を行いました。畳の部屋に座った16名の子どもたちの間をぬいぐるみのチャッピーちゃんが走り回って歓声が上がったところで、知財授業が始まりました。大野会員の、自らを「おっちゃん」と呼ぶ気さくな話しぶりに固くなっていた子どもたちもすぐに打ち解けてくれたようです。スライドを進めながらの問いかけにも口々に答えてくれました。皿カップルやシャンプー容器などの発明品に至る創意工夫には、かわるがわる子どもたちが前に出てほとんど全員が挑戦してくれました。 副担任の先生が扮する怪人Xの熱演にも盛り上がりをみせましたが、怪人Xの味方をする子どもはおらず「博士の発明品のほうを買う、怪人Xは悪い」と全員一致の意見となりました。最初に発明をした人を尊重すべきという意識を持っていることを感じ取ることができました。さらに発明品と発明家を守る仕組みと弁理士の存在についても理解してもらうことができたと思います。授業の後、担任の先生が子どもたちに「面白かったですね。先生は弁理士という職業があることを今回初めて知りました。子どもの頃に、弁理士さんや、特許について知ることができた皆さんが羨ましいです。」とおっしゃって下さったことが印象に残りました。私達の活動が将来実を結ぶであろう意義深いものであると再認識しながら新緑に美しくぬれた山の麓の学校を後にいたしました。近畿支部知財授業担当 松山 徳子「知的財産特別授業」京都府綾部市立東八田小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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