支援活動173_webbook
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12 知的財産支援活動だより2016年8月号(No.173)1.日 時:平成28年7月11日(月) 8:55~11:452.主 催:群馬県立前橋工業高等学校3.場 所:群馬県立前橋工業高等学校4.テーマ:ゼムクリップの特許5.対 象:1学年機械科2クラス6.参加人数:80名7.講 師:関東支部会員 満田 顕 関東支部知財教育支援委員会 大日方 和幸 関東支部群馬委員会 坪井 美紀8.内 容: 機械科の1年生80名を対象に、3コマに渡って「ゼムクリップの特許」について授業を行いました。 1コマ目は、満田会員が勤務している会社の「製品や技術」の紹介と、身近な製品を例にどのようなものが特許になるか説明しました。 2コマ目は、満田会員が「ゼムクリップ」の特許を紹介した後、生徒達に「既存のゼムクリップ」の実物を各自測定して作成した図面に基づいて、実物と同じものを製作してもらいました。次に、大日方会員から発明のアイデアの出し方を説明した後、生徒達にそれぞれ自分のオリジナルのゼムクリップの発明のアイデアを考えてもらいました。 3コマ目は、生徒達にそれぞれ自分の考えたアイデアに基づいてオリジナルのゼムクリップを製作してもらい、最後に班毎に一つの作品を選び発表してもらいました。各作品について、満田会員、大日方会員、坪井会員が講評を行いました。 発表された作品の多くは、「自転車」、「ハート」、「矢印」のような様々な意匠のアイデアに基づくものでした。「既存のゼムクリップ」の図面が単なる平面図ではなく、針金からクリップを加工する際に使いやすい図面のアイデアを出す生徒がいたのには驚きました。 特許の授業だけでなく、図面の作成、発明のアイデア出し、針金の加工、班毎の作品発表と、盛りだくさんの内容で、生徒達に発明の楽しさと難しさを理解してもらえたと思います。関東支部知財教育支援委員会 大日方 和幸「知的財産特別授業」群馬県立前橋工業高等学校
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