支援活動173_webbook
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20 知的財産支援活動だより2016年8月号(No.173)1.日 時:平成28年7月7日(木) 13:25~15:152.場 所:愛知県立東海商業高等学校3.実施者:主催 東海支部 運営 愛知県立東海商業高等学校4.内 容:知財紛争劇5.対象者:第3学年1クラス(16名)6.担当部署:東海支部教育機関支援機構7.講 師:教育機関支援キャラバン隊 隊員 瀧川 彰人、高田 珠美、古田 広人、 石原 五郎、菊谷 純、伊藤 正典、松嶋 俊紀8.コメント 同校での知的財産出前授業は、3年ぶりとなります。授業では、紛争劇を始める前に、松嶋先生が前説に初挑戦し、紛争劇にまつわる特許法の基本的な知識を解説しました。 続く紛争劇は、それぞれ異なるおにぎりパックの発明者である伊藤パリ助と、中小企業社長である高田海苔子とが争う形式で、模擬侵害訴訟のような形式で行うものです。配役は、発明者の他に、それぞれの発明者の代理人としての弁理士と、レフェリーと、解説者がいます。双方の発明者及び代理人の主張をレフェリーが判断し、○の数が多い方を勝利とされます。劇では、特許の取得までの流れ、侵害判断、先使用権、特許無効、そして最後にクロスライセンスが話題に挙がります。今回は、菊谷先生が解説者を、古田先生が社長の代理人役を、それぞれ初めて務めました。また、前回は二人で分担したレフェリー役を、石原先生が単独で担当する等、初めての試みが多かったのですが、無事に授業を進められました。 商業に関わる法規の授業で、特許等の知的財産権についても少し学んだことのある生徒さんを対象にした今回の紛争劇でした。今回の紛争劇の内容が、前の週に行われた法規の授業のテスト範囲にも関連があったようで、紛争劇の内容についてもよく理解し、時おり笑い声も起こるなど、楽しく学んでいただけたようで、上演した甲斐がありました。 紛争劇の後は、質問タイムを設け、また、瀧川先生を中心に、クイズ形式で商標についての知識を深めていただきました。東海商業高校は、東海市で特産のトマトのゆるキャラ「とまてぃーぬ」を、課題研究において誕生させおり、生徒さんたちは、とまてぃーぬを通じて商標権に関する興味や知識もお持ちのようでした。3年生ということもあり、生徒さんたちの卒業後の進路は就職、進学と様々となりますが、それぞれ今後の生活に、知的財産権の知識も活かしていただければと思います。東海支部教育機関支援機構 副機構長 高田珠美「知的財産特別授業」愛知県立東海商業高等学校劇の様子
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