支援活動173_webbook
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知的財産支援活動だより2016年8月号(No.173) 23 1.日  時:平成28年6月13日(月) 9:00~14:152.場  所:奈良県立王寺工業高等学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン等5.対  象:1年生2クラス74名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:竹口 美穂、後 利彦、光明寺 大道8.コメント: 奈良県立王寺工業高等学校は、JR王寺駅から徒歩15分程のところにありました。学校に着くためには、坂道を登らねばならず、毎日の通学で生徒達は体が鍛えられることだろうと思いました。 授業形式は、午前中の3コマで1クラスに講義を行い、午前中の1コマと午後の2コマで別の1クラスに講義を行う、というものでした。授業内容は、「電子紙芝居(田島小五郎)」「君も今日からエジソン」「J-PlatPatを利用した調査」「紙タワーの工作授業」「意匠、商標講義」「製品開発(きき湯)」とし、特許、意匠、商標を中心に、知的財産権の侵害、調査まで盛り込んで、知的財産権(産業財産権)全般を扱いました。ボリュームの多い内容でしたが、生徒達は、講師の質問に対して積極的に手を挙げて、しっかりと授業についてきてくれている様子でした。 紙タワー工作では、チームで協力し合うことでアイデアはより良いものになって完成度が高まること、結果としてよい発明が生まれることを実践形式で学んでもらいました。短時間で、頑丈で高さのあるタワーを、チームワークよく作成しているグループもあり、大変関心いたしました。 奈良県立王寺工業高等学校は、例年知財授業のご依頼をいただいている学校ですが、知財授業を通して、知的財産に興味がある生徒が多くなってくれることを願っております。近畿支部知財授業担当 竹口 美穂※「きき湯」は株式会社バスクリンの登録商標です。「知的財産特別授業」奈良県立王寺工業高等学校興味津々の生徒達に講義を行う講師陣

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