支援活動だより174_webbook
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14 知的財産支援活動だより2016年9月号(No.174)6.内 容: あおもりパテントフェスタは、上野会員が講師を務める「発明工作授業」と発明協会の発明コンシェルジュ原子先生が講師を務める「創造性育成競技会」との二部構成で行いました。 日本弁理士会で担当させて頂いた前半1時間の工作は、日本弁理士会で用意しているプログラムの1つである「ペーパータワー」を行いました。これは、チーム毎に与えられた規定の枚数の紙を用いて、与えられた時間内に、カップラーメンが載せられるタワーを作り、カップラーメンの高さを競うというものです。さらに、デザイン的に優れているもの選ぶべくデザイン賞を設けることとしました。 今回は八戸工業高校材料技術科の生徒さん31名が参加しました。2年生が中心ですが1,3年生のチームもあります。皆さん普段から様々な実習があるそうで、すぐになじみのチームを作ってくれました。チームは8チームどんなタワーを作ってくれるでしょうか? いきなり作り出すチーム、試作をしながら設計を考えるチーム、流れ作業によりパーツを効率よく作るチームなど、それぞれ違ったテーマへの取り組み方が印象的でした。 「神殿」、「美脚」など、タワーの設計にテーマを持たせて作っているチームもありました。 予定の時間を少しオーバーしながら、それでも足りない様子のチームがあるなか・・・続いて高さ計測です。最高は192cmと身長を超える高さのものでした。後半は椅子に乗って作業をしていました。 全体的にシンプルな構造で、パーツ同士を固定せず、組み直しが容易な設計となっておりました。 デザイン賞はカップを単に載せるのではなくホルダーを構造に組み込んだデザイン性が評価されました。 そして、終了後の感想には、「発想と工夫の大切さ」「アイディアを形にする難しさ」「色々な班で違うアイディアが出ていてとても面白かった」「皆で1つの物を作ることの難しさ」など生の声が寄せられ、皆さん前向きに取り組んで、色々な気付きがあったようです。 文末になりますが、今回知財授業の開催にあたって尽力頂いた、青森県発明協会の方々、青森県立八戸工業高校の先生方に心より感謝申し上げます。東北支部 企画推進委員会委員 宮田 和彦
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