支援活動だより177_webbook
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知的財産支援活動だより2016年12月号(No.177) 25 1.日  時:平成28年10月19日(水) 9:40〜10:252.場  所:神戸市立南落合小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6年生2クラス68名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:柳瀬智之、片岡眞8.コメント: 爽やかな秋晴れの空の下、緑豊かな街並み、素敵な邸宅に囲まれた、神戸市須磨区の南落合小学校を訪問させて頂きました。丘の上にあって非常に眺めがよく、清掃も行き届いていて生徒たちの頑張りが目に見えるようです。音楽会の練習でしょうか、校門では合唱が聞こえてきます。清々しい思いで訪問いたしました。 特別教室にて先生の掛け声のもと大きな声であいさつをし、知財授業の経験豊富な柳瀬会員のリードで授業が始まりました。まずは発明の紹介のためにお手伝いで来てくれたチャッピー君の紹介から。一際盛り上がったあと、チャッピー君の動きを出すための工夫を紹介して生徒たちの興味を上手く引き出すことができました。続いて知財授業恒例の質問です。「弁理士を知っている人は?」なんと二人も手を挙げてくれました。「何かで知った」、「テレビで見た」ということでした。発明、弁理士について説明のあと、身近な不便を解決する発明を知ってもらいました。お手伝いをお願いすると、たくさんの子どもたちが手を挙げてくれます。実際に不便を体感してもらったあとに発明品を紹介すると、皆が目をキラキラさせて使ってみてくれました。さて、寸劇では教頭先生が怪人Xを熱演してくれました。セリフをほぼ全て事前に覚えておいて下さり、熱のこもった迫真の演技に子どもたちも大盛り上がりです。怪人Xのコピー品である安い方を買うという意見が大半でしたが、柳瀬弁理士から「やる気の無くなってしまったF博士は新しい発明が出来なくなってしまうね」と説明をした後はほとんどすべての生徒がF博士の製品を買うという意見になりました。裁判所から役人が来て怪人Xから製品と儲けたお金を取り上げる場面を見せて発明、発明品を守るルールがあることをわかってくれたことと思います。 前半盛り上がったのであまり時間が残らず、クイズコーナーは簡単に進めました。カップヌードルなど日本で生まれた発明を知らなかった子どもが多く、答えを発表するたびに大きな歓声が上がっていました。  当日は保護者参観が出来る公開日で、複数の保護者の方もご覧になっていました。また、質問タイムが取れなかった中、終わった後に質問に来る生徒がいたり、紹介した発明品を興味津々で触りに来る子どもたちも多くいました。今回の知財授業で子どもたちの好奇心を刺激することが出来、また、発明品・発明家を守る特許、弁理士の存在をわかってくれたことと思います。 将来この中から日本のエジソンと呼ばれるような発明家や、敏腕弁理士が生まれて、そのきっかけは知財授業だったと言ってもらえることもあるかもしれないな、と感じながら学校を後にしました。近畿支部知財授業担当 片岡眞※「カップヌードル」は日清食品株式会社の登録商標です。 「知的財産特別授業」神戸市立南落合小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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