支援活動だより178_webbook
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知的財産支援活動だより2017年2月号(No.178) 37 注意事項を説明しました。電子万華鏡の作り方自体は難しくありませんが、細かな作業が含まれていたため、悪戦苦闘する子供も見られました。教育機関支援機構のメンバーは分担して、作業に困っている子供がいたら適宜アドバイスを行いました。最初は慣れない雰囲気で緊張していた子供もいましたが、工作を進めていくにつれて、工作に熱中し始めて、緊張感も徐々に和らいでいき、積極的に手を挙げて、メンバーに作り方の質問をするようになっていきました。また、一部の希望者には、LEDと電池ボックスの電線を接続するために、はんだごてを使用したはんだ付け作業も行ってもらいました。はんだ付け作業は、子供達単独で作業はさせずに、メンバーの立会のもとで行いました(担当:藤谷会員、石原会員)。このため、はんだごては、6台用意しましたが、子供達の積極性が目立ち、子供達のはんだ付け作業待ちの行列ができる程、はんだ付け作業を希望する子供達が多くなりました。工作が完成すると、子供達は完成した電子万華鏡を覗きこみ、中で点滅する発光ダイオードのキラキラしている様子を、友達同士や保護者の方と一緒に楽しそうに見ていました。最後に、藤谷会員から、なぜ綺麗に光るのかなどの電子万華鏡の仕組みなどを説明して、工作教室は終了しました。 今回の工作教室では、けがやトラブルも無く、決められた時間内に子供達全員が工作を完成させることができたので、非常に良かったと思います。また、去年の工作教室では、工作の終了時間が子供によって大きく異なり、最後に、電子万華鏡がどうして綺麗に見えるのかについて説明を行うことができませんでした。しかしながら、今年の工作教室では、工作の終了時間が子供によって大きく異なることもなく、最後に、電子万華鏡がどうして綺麗に見えるのかについての説明まで行うことができました。その点は、去年の反省点が解消されて良かったと思います。ただし、紙コップに穴をあける作業では、悪戦苦闘する子供が多く、今後、改善の余地があるように感じました。今回の工作教室では、けがやトラブルも無く、決められた時間内に作教室への日本弁理士会の参加は、発明は楽しいということだけでなく、我々弁理士の仕事を少しでも理解してもらうという観点からも非常に有意義なものであったと思います。東海支部教育機関支援機構 副機構長 高田珠美運営委員  榊原靖

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