支援活動だより178_webbook
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50 知的財産支援活動だより2017年2月号(No.178)1.日 時:平成28年11月13日(日) 10:30〜12:00、 13:30〜15:002.場 所:滋賀県工業技術総合センター別館 3.名 称:「知的財産特別授業」4.内 容:発明工作授業(回転台)5.対 象:一般 40名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講 師:伊原節子、立川伸子8.コメント: 今回の発明工作授業は、滋賀県発明協会が主催する「2016発明ものづくり体験教室」の一環として当協会から依頼を受けたもので、その所在地が滋賀県工業技術総合センターであることから、ここを会場として行われました。当日は他の団体による発明工作(偏光ビーズを使ったアクセサリーや万華鏡の作成など)も行われ、また1階ロビーでは、子どもたちの発明工作の作品や絵が展示されていました。 今回のスケジュールは、90分授業を午前と午後の2回行うというもので、1回の授業の定員は20名でしたが、お子さんと一緒にお父さんお母さん(さらには兄妹も)の参加によって、和気あいあいとした雰囲気の中での工作授業となりました。これまでにも近畿支部から授業を実施した実績があり、当日急遽増員されるぐらいの盛況ぶりでした。 このように、もともと発明や工作に興味を持っている子どもたちとご家族の参加なので、興味深い作品が多く作られました。まだ早い時間帯に「先生できたよ!」というお子さんがあり、見たところ使用しているビー玉は一つだけで明らかにシンプルな形でした。「まだこういう工夫もできるよ」と言おうとしながら回転台を回してみると、これがとてもよく回り、「上に物を載せられ、ふた部分もずれることなく、スムーズに回転する」とまさに完成形となっており感心しました。また、別の児童は、「ふたの裏部分にビー玉をつけて回転させる」ことを主張し、「実際に作るのが難しいのでは・・」と思いながら見守っていたところ、ビー玉が程よく露出して回転をスムーズにする形を取りつつ、そのビー玉を上側から支える構造を紙で上手に作り、とても感心しました。 日本弁理士会の発明工作授業は答えが一つではなく、子どもたちの創造力を様々に引き出す素晴らしい授業だと思いますが、授業を行うたびに新しい発見があり、今回も、発明のすばらしさを実感する一日となりました。近畿支部知財授業担当 立川伸子「知的財産特別授業」滋賀県 2016 発明ものづくり体験教室発想力豊かな児童達と工作を行う講師陣
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