支援活動だより180_webbook
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知的財産支援活動だより2017年5月号(No.180) 23 1.日 時:平成29年2月2日(木) 13:50〜14:352.場 所:熊取町立南小学校 3.名 称:知的財産特別授業4.内 容:君も今日からエジソン5.対 象:6年生2クラス78名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講 師:佐々木達也、久保田静男8.コメント: 私たちが訪問した熊取町立南小学校は、近くに、大阪体育大学、がん治験を実施している京都大学原子炉実験所等の大学が近くにあり、教育環境の良いところと思われます。 授業は三階の多目的ホールで行われました。準備を済ませ、少し時間がありましたので、校長室を訪問して校長先生とお話しした後、校長先生も授業に参加して頂きました。6年生2クラスの児童は元気に「こんにちは、こんにちは」と挨拶しながら入って来て、授業が始まりました。 最初に、ぬいぐるみのチャツピー君を見せてその仕組みを考えてもらうと「何か折れ曲がる骨のようなものが入っている」と答えてくれました。続けて、知っている発明家について聞くと、「ダイナマイトを発明したノーベル」との答えが出ました。次にエジソンの名前も出て順調に授業が進みました。 サラカップル、カタシャンボトル、肩ブレラの発明体験には積極的に参加してくれ、いろいろなアイデアを出してくれました。エフ博士の寸劇では、「ジュースと焼きそばを両手に持つと、焼きそばが食べられないな」と言うと、すかさず「ジュースを先に飲み干せばよい、焼きそばに直接口を近づけて食べればよい」等の意見が出てきました。怪人Xの登場で盛り上がり、怪人Xが安く売ると言えば「値段はいくらですか」と聞かれ、特許品は500円、怪人Xのコピー品は300円と答えると、多くの児童が安い方を選びましたが、特許権、裁判所の話が進むと多くの児童が特許品を買うと答えました。 授業の最後に、小学6年生が磁石を用いたアルミ缶、スチール缶の自動分別ゴミ箱の特許を取得した話をすると、「天才や」との声が飛びました。 授業の後には、エフ博士のかつらを貸して下さいと無邪気な生徒も居ましたが、「弁理士がまねすればどうなりますか」、「松下(パナソニック)は何を発明しましたか」、「磁石のコンパスは特許になりますか、シャープペンに消しゴムを付けるのは特許になりますか」と具体的なことを質問されました。 この授業で、発明、弁理士について、興味を持って頂いたと確信しましたので、将来、この中から発明家、弁理士になってくれる児童が出てくれるものと期待します。近畿支部知財授業担当 久保田静男「知的財産特別授業」熊取町立南小学校児童達に講義を行う講師陣
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