支援活動だより180_webbook
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知的財産支援活動だより2017年5月号(No.180) 7 5月までの支援活動11.日  時:平成29年2月2日(木) 8:45〜9:352.場  所:静岡県立富士宮北高等学校3.実施者:主催:富士宮市       運営:静岡県立富士宮北高等学校4.内  容:知的財産全般について〜身近な知的財産の例を用いて〜5.対象者:商業科1年生(82名)6.担当部署:日本弁理士会東海支部 静岡県委員会7.講  師:静岡県委員会 委員 倉澤 直人8.コメント: 静岡県富士宮市産業振興部商工振興課様からの講演依頼に基づき、講演を行いました。講演の趣旨は、高校生に知的財産権について、理解してもらうということでした。授業時間が40分と短いため、まずは身近な事例をいくつか取り上げ(「雪見だいふく」「ハイブリッドファン」「傘ぽん」「糸ようじ」「キュキュット」「ぺこちゃん」)、特許権、意匠権、商標権が身近に存在することを説明しました。また、技術内容、デザイン、マーク等がこれらの権利によって保護され、許可なく真似するとこれらの権利侵害になり得る点を説明しました。 特許については、クレームをどのように記載するか、これに対してどのような拒絶理由が通知されるのか説明しました。権利範囲を文言で定めることの難しさについて理解してもらえたと思います。 商標については、権利範囲が理解しやすいため、身近と思われる「紅ほっぺ」等の事例を用いて商標権取得の意識を持っておくことの重要性を説明しました。 著作権については、著作権および著作者人格権について紹介し、著作物を安易にコピーすることが問題となることや、学校での使用は例外となっていること、引用にはルールがあることを簡単に説明しました。 以上、広範囲の内容であったので、終盤は集中力が切れた学生もいたようですが、身近に知的財産が存在することについては理解してもらえたと思います。東海支部静岡県委員会 委員 倉澤直人「知的財産特別授業」静岡県立富士宮北高等学校講義の様子

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