支援活動だより182_webbook
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知的財産支援活動だより2017年7月号(No.182) 9  グループワークは約50分で、5〜6人編成の14グループに分かれて実施しました。グループ内で検討すべきテーマはフードビジネスに関する事業構想を、社長(リーダー)が中心となって自由に検討します。そして、その事業で使用する商標(ネーミングやロゴ等)も検討してもらいます。最終的には、検討した事業内容を商標登録願のような様式に置き換えてもらいます。 グループでの検討テーマについては、食べ物に関する事業であること以外には限定はありません。また、このグループワークコンテンツはアクティブラーニングの考え方やブレインストーミングの手法を取り入れたものです。我々としては「自発的な発想で、みんなで協力をして、自由に物事を考える楽しさを感じつつ、ビジネスと商標との密接な関係性を学んでもらいたい。」と思いながら、今回の授業を行いました。 最後にグループワークの成果発表となりますが、各グループから提案された事業アイディアは若い発想でユニークなものも多く、提案された商標の中には今すぐにでも使用できそうなセンスが良いものもありました。 我々、講師陣の感想としては、今回の反省点もふまえ、より洗練されたコンテンツの開発とその運用に磨きをかけて、知的財産制度の基礎を楽しみながら学んでもらえるように、今後も更なる研鑽を続けたいと感じました。東北支部 鈴木賢一

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