支援活動だより183_webbook
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8 知的財産支援活動だより2017年8月号(No.183)8月までの支援活動11.日  時:平成29年6月23日(金) 13:10~14:502.主  催:山梨県立峡南高等学校3.場  所:山梨県立峡南高等学校4.テーマ:身近な知的財産5.対象者:高校一年生6.参加人数:60名7.講  師:日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 志村正樹       日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 武居由美子8.内  容: 山梨県立峡南高等学校の1年生全員を対象に、知的財産出前授業を行いました。 前半では、アイス大福、保湿ティシュー、傘袋包装装置などを例に挙げながら、知的財産とは何かを説明しました。「アイス大福のどんなところが好き?」、「商品名の変更によって、売り上げを大幅に伸ばした保湿ティシューの新商品名は?」、「操作するときの擬音を含む傘袋包装装置の商品名は?」などの質問を生徒にしました。「モチモチした食感」と、アイス大福の特許のポイント部に関する回答をしたり、保湿ティシューや傘袋包装装置の商品名を真剣に考えたりと、生徒たちは積極的に授業に参加していました。 後半では、身近な商標の具体例について、武居委員がわかりやすく講義しました。北海道で販売されている有名なお菓子の商品名にまつわる紛争、東京五輪エンブレムの騒動、商標のライセンス契約解除の影響がプロサッカーにも及んだ事例などの解説に、生徒たちはうなずいていました。自分たちの日常生活に知的財産が大きく関与していることを実感したようです。関東支部知財教育支援委員会 志村正樹「知財特別授業」山梨県立峡南高等学校

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