支援活動だより184_webbook
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知的財産支援活動だより2017年9月号(No.184) 15 1.日  時:平成29年8月1日(火) 13:30~16:302.場  所:碧南市ものづくりセンター(愛知県碧南市)3.内  容: 電子紙芝居「『はつめいってなあに?第1章・第2章(レオ太君)の電子紙芝居』」による講義、及び「光通信」工作4.実施者:主催 碧南市ものづくりセンター・日本弁理士会東海支部5.対  象:碧南市内在住の小学校3年生~6年生 30名6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構7.講  師: 教育機関支援キャラバン隊 隊員  高田珠美、北裕介、花田久丸、下出隆史、近藤英樹、榊原靖、戸原健太、三輪諭史、塩谷尚人、高尾裕三8.コメント: 碧南市ものづくりセンターでの出前授業では、碧南市内在住の小学生30名が参加されました。3年生の子供さんが半数位を占めていました。前半の授業では、電子紙芝居「はつめいってなあに?第1章・第2章(レオ太君)」(音声無し)を、参加講師でセリフをあてながら上映しました。主人公のレオ太君は、お母さんのレストランの仕事を助けるために、携帯式の糸電話の発明を、友人のゴリオとともに完成させます。レオ太君は、弁理士のキヨ爺さんに相談し、発明品の携帯糸電話について特許を取得します。ところが、携帯糸電話を勝手にまねして作り販売する友人が表れて…といったお話です。講師は、セリフ、ナレーションを、大きな声でゆっくり話すように練習をして臨みました。子供たちは、落ち着いた様子で最後まで話を楽しんでいました。工作が好きな子供さんばかりだったので、モノをつくるときにする工夫が発明であること、世の中にない発明については特許を取ることができること、特許の専門家である弁理士のことを上手に理解してもらえたと思います。(高田珠美) 後半の授業では、子供たちが8つのグループに分かれて、「光通信」を作成する工作を実施しました。工作の講師は北が担当し、その他の先生方には、各グループに分かれて子供たちを指導して頂きました。光通信は、音の情報を光に変換して送信機から送信し、送信した光を受信機で受信して音を鳴らす仕組みとなっています。この工作は、(1)メロディIC,発光ダイオードから構成される送信機を作成する工程、(2)発光ダイオードの光を受けるフォトトランジスタから構成される受信機を作成する工程、(3)圧電素子,紙コップから構成されるスピーカを作成する工程からなります。(1)(2)の工程では、電気部品をはんだ付けする作業があるため、はんだ付けに慣れていない子供たちにとって難しそうでした。子供たちは大変そうでしたが、先生方の手助けもあり、光通信を全員完成させることができました。完成後、送信機から送信される光を鏡で反射させて受信機に伝えるとどうなるか、送信機から遠く離れた受信機に光ファイバーを用いて光を伝えるとどうなるか等、完成した工作でいろいろ実験をしました。工作を完成させるだけではなく、完成した工作で実験する等、今回の工作授業を含む出前授業が、子供たちのこれからの糧になれば幸いです。(北裕介)東海支部 教育機関支援機構 機構長 高田珠美副機構長  北裕介「知財特別授業」碧南市ものづくりセンター授業の風景工作の風景工作風景

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