支援活動だより184_webbook
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20 知的財産支援活動だより2017年9月号(No.184) ・ブース展示1(日本弁理士会) ・ブース展示2(大学の発明紹介) ・ブース展示3(大阪税関) ・先端技術の体験コーナー(株式会社メガネスーパー) ・マスコットキャラクターとの記念撮影 ・クイズコーナー(はっぴょんの弁理士クイズ) 大阪ビジネスパーク内のツイン21アトリウムにおいて、昨年度に引き続き「身近に楽しむ知的財産」をテーマとしてイベントを開催しました。日頃の委員会活動の際に、一般の方々の「知的財産権」への関心の低さや「弁理士」の知名度の低さ等を感じることも多く、「もう少し幅広い層を対象に普及活動をしよう」という趣旨で「大人から子どもまで家族全員で楽しめるイベント」として企画を行いました。具体的な内容は以下の通りです。○サイエンスショー: 大阪市立科学館で行われているサイエンスショーから2つのレパートリーを2回ずつ披露していただき、合計4回の実演を行いました。サイエンスショーは例年大人気で、本年度もサイエンスショーを目当てに多くの親子が会場に詰めかけてくれました。ステージ前に子どもたちが床に直接座ってショーを見ることができるスペースを設けたことで、多くの子どもたちに不思議なショーを間近で楽しんでもらうことができました。○発明工作教室: 知財普及・支援委員会第2事業部会が、「回転台」と昨年度好評であった「万華鏡」の工作を実施しました。さらに本年度は新たな試みとして、もっと簡単に挑戦できる「アルソミトラのグライダー」の工作を実施しました。作ったグライダーを特設ステージから実際に飛ばしてもらって、飛行距離の記録会を行い、記録が上位の子どもたちには賞品を贈呈しました。初めての試みでしたが、大変な盛り上がりとなりました。回転台を150セット、万華鏡を昨年度の倍の300セット、グライダーを300セットと、十分な数量を準備していたつもりでありましたが、イベント終了30分前には全てなくなってしまいました。○マスコットキャラクターとの記念撮影: 本年度も昨年度と同じ顔触れで、日本弁理士会の「はっぴょん」、浜寺ローズカーニバル(堺市)の「浜寺ローズちゃん」、大阪税関の「カスタム君」の着ぐるみが登場しました。多くの来場者と写真撮影を行い、特に小さい子どもたちには大人気で、会場を大いに盛り上げてくれました。○クイズコーナーとブース展示1~3: クイズコーナーとブース展示1(知財制度の紹介)は、知財普及・支援委員会第1事業部会が担当しました。楽しいクイズを解きながら、発明や特許制度、弁理士などを知ってもらうという毎年恒例のこの企画は、参加者全員に簡単な賞品を用意したこともあって、今年も来場者に大人気でした。 ブース展示2(近畿圏内の大学による発明品の展示)とブース展示3(大阪税関による知財啓蒙活動)は、知財普及・支援委員会第3事業部会が担当しました。大学による発明品の紹介では、京都大学・大阪大学・近畿大学の3校にご協力いただき、大学において生まれている発明を一般の方々に披露する機会を設けました。京都大学のブースでは、非接触で心拍を測定する装置のデモが行われ、来場者の方々に体験していただけました。大阪大学のブースでは、ロボット研究で有名な石黒教授の発明を紹介したパネルが展示されており、来場者は興味深く見入っておられました。近畿大学のブースでは、私たちにとって身近な文具、化粧品、サプリメントといった商品に関する発明の事例が紹介されており、発明を身近に感じていただくことができました。 また、大阪税関のブースでは輸入品の中から発見されたニセモノを展示していただき、簡単な工作コーナーも設けていただきました。また、今年も麻薬探知犬をモデルとした大阪税関のイメージキャラクターであるカスタム君に登場していただき、来場者との記念撮影などを通じて会場を大いに盛り上げてくれました。〇先端技術の体験コーナー 先端技術の体験コーナーは、メガネスーパー様にご協力をいただき、視力4.0の世界を体験できるメガネ型ウェアラブル端末「b.g.」を展示していただきました。また、Futaba様にもご協力いただき、ラジコンカーの運転体験を行う企画も用意していただきました。子どもたちがワクワクした表情を見せながらラジコンカーを操作している様子が大変印象的でした。

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