支援活動だより184_webbook
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22 知的財産支援活動だより2017年9月号(No.184)1.日  時:平成29年7月8日(土) 13:30~14:50(親子発明工作)                    15:00~16:30(講演会)2.場  所:草津市立市民交流プラザ 大会議室3.名  称:弁理士の日記念事業(滋賀地区)4.内  容:親子発明工作「とびだせ!はっぴょん!!」       講演会「経営者、技術者に贈る新規事業立上げのヒント「地方創生のキーとなるベンチャー企業創出」」5.対  象:親子発明工作18名(大人8名 子ども10名)、講演会18名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部滋賀地区会7.講  師:親子発明工作:浅野能成、松下ひろ美       講演会:フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 前取締役会長 今庄啓二氏8.コメント<親子発明工作> 弁理士の日記念行事として、牛乳パックと輪ゴムを用いてびっくり箱を作る「親子発明工作」を開催しました。身近な素材を組み合わせて発明が完成することを楽しみながら体験して頂く趣旨です。 また、同じように見えるびっくり箱でも、飛び子(牛乳パックの変形と輪ゴムの弾性を組み合わせたもの)の形状、大きさ、箱の大きさ、箱を開ける時の角度、など工夫次第で、飛び子の動作が大きく変わることを学び、創意工夫することの楽しさを実感して頂く狙いもあります。 発明工作は、講師の丁寧な説明と滋賀地区運営委員のサポートにより、和やかな雰囲気で進み、予想よりも早い段階でびっくり箱の完成に至りました。そのため「とばしっこ競争」にかける時間にも余裕があり、予想以上に飛び子を飛ばしたり、意に反して全く飛ばなかったり、子ども達の挑戦のたびに暖かい拍手と声援が沸くものとなりました。 事後のアンケートからも好評であったことが伺えた。参加者に弁理士という職業とご当地はっぴょんに好感を持っていただいたことが何よりです。 <講演会> 弁理士の日記念行事として、起業に関する講演会を開催した。大企業の技術者出身で、ベンチャーキャピタリスト、経営者として多くのベンチャー企業を支援してきた講師にその経験を語っていただくことで、参加者に地方創生のキーとなるベンチャー企業創出や新規事業立上げのヒントを掴んでもらうことを狙いとしたものです。 講演は、今庄講師が大企業の技術者から研究、新規事業開発経験を有する数少ないベンチャーキャピタリストへと転身し、業績が危機的状況の中社長に就任し、かかる危機的状況を脱し前向きな経営ができる状態にした後、社長を退任するまでの経験談から始まりました。そして、物作り系を中心に地方にも良い会社、良い社長がいるので、その支援のため、地方公共団体とも協力し、その地元に支店となる事務所を構えたこと、地方での支援の実例紹介や、アメリカと比較すると日本にはまだまだベンチャーを育てる環境が整っていないという問題点の指摘もありました。 ときにユーモアを交えた講演は、参加者を引き込むものであったように思わました。参加者からは、「弁理士の日記念事業(滋賀地区)」親子発明工作・講演会

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