支援活動だより184_webbook
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知的財産支援活動だより2017年9月号(No.184) 27 1.日  時:平成29年7月14日(金) 13:45~15:352.場  所:鹿児島県立徳之島高等学校 視聴覚室3.名  称:「知財特別授業」4.内  容:(1)身近にある発明品について       (2)商標や特許などの知的財産権について       (3)弁理士の仕事について5.対  象:総合学科 生物生産系列2・3年 12名       情報ビジネス系列2・3年 21名 計33名6.担当部署:日本弁理士会九州支部7.コメント: 徳之島高校は、地域活性化につながる知的財産の教育を授業の一環として取り組んでいると聞いたので、九州支部で費用を負担して弁理士が出前授業をすると伝えると、大喜びの様子でした。徳之島は奄美の中の離島ですから、知的財産を勉強する機会も無く、絶好のチャンスと思ったのでしょう。 奄美は観光にも力を入れており、土産品など知的財産に関連する商品も多いので、徳之島高校に行く前後に、奄美の業者を対象とした新聞紙上セミナーを2度に渡って掲載(添付記事)してもらいました。その効果が有ったのか、出前授業の前日にホテルに尋ねて来た方も居り、特許権の維持や利用につき智恵を借りたいとの用件でした。 出前授業をした高校生たちは、知的財産は教科書にも無い初めての内容なため、戸惑った様子でした。私の出前授業の進め方は、知的財産品の実物を持参し見たり触ったりして、親しめるようにしていますが、今回は特にその必要性を痛感しました。 しかしながら、徳之島に以前から自生している植物(向春草・アマミシマアザミ)を利用して商品化したいという要望が有ったようですから、お役に立てたのでは、と満足しています。 弁理士としての体験談もしたかったのですが、時間配分が悪く、生徒たちにとっては、不満が残ったと思います。 なお、校長先生からは、出前授業の前には、依頼の手紙が、また終了後は礼状が来ました。九州支部 福島康文「知財特別授業」鹿児島県立徳之島高等学校南海日日新聞2017年6月30日(金)掲載記事1南海日日新聞2017年7月31日(月)掲載記事2

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