支援活動だより184_webbook
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8 知的財産支援活動だより2017年9月号(No.184)1.日  時:平成29年7月23日(日) 9:30~14:002.主  催:明星大学理工学部3.場  所:明星大学4.テーマ:発明工作教室5.対象者:小学校1~3年生6.参加人数:47名(午前:24名、午後:23名)7.講  師:関東支部東京委員会     吉田倫太郎       関東支部知財教育支援委員会 篠原淳司                     横山和成                     青木誠                     瀧澤尊子                     前田健一                     遠田利明                     安裕希8.内  容: 午前・午後1コマずつ、各コマ25名の枠で事前応募した子どもたちを対象に授業を行いました。前半の約25分で導入と発明工作の説明、後半の40~50分で発明工作という時間配分で進めました。対象が小学校低学年ということもあり、全員が保護者同伴でしたので、保護者には、工作(鋏の扱いなど)が心配であれば子どもの隣に座ってもらい、そうでなければ教室の横や後で見ていてもらうという形をとりました。 挨拶と講師紹介の後、まず「発明ってなに?」という質問を投げかけ、何人かに答えてもらうことで、子どもたちとの距離を縮めました。その後、電子紙芝居(パン職人レオの物語・第1章)を見てもらい、「発明とは工夫することなんだね」と噛み砕いて説明しました。さらに、カップラーメンで工夫されている点や、小学生による使い捨て紙スコップの発明の経緯などを、実物を提示して紹介しました。小学生が発明したと聞くと多くの子どもたちは驚きましたが、カップラーメンについては、まだ自分で作って食べるという年齢でもないせいか、若干反応が薄かったように感じました。 後半の発明工作では、新しい題材「ちりとり」を扱いました。ちりとりは、学齢の児童であれば身近な道具なので、「せっかくゴミを集めても、ゴミ箱に入れるときにこぼれてしまう」という課題は理解し易かったと思います。また、作品が出来上がった子どもには、随時インタビュー形式で自作ちりとりを紹介してもらいましたので、最初はなかなか手が動かなかった子どももそれを見て刺激になったようです。出口を狭くする、蓋を付ける、取っ手側からゴミを捨てる、ゴミ容器をちりとりに取り付ける、などのアイディアが盛り込まれたちりとりが次々と誕生しました。 授業開始前と修了証渡しの際には、はっぴょん(午前:瀧澤会員、午後:遠田会員)が登場しました。握手をしたり記念写真を撮ったりと、こちらも子どもに楽しんでもらえたようです。関東支部知財教育支援委員会 委員 安裕希「知財特別授業」明星大学夏休み科学体験教室

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