支援活動だより185_webbook
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10 知的財産支援活動だより2017年10月号(No.185)1.日  時:平成29年8月10日(木) 13:30~14:302.場  所:名古屋市科学館(名古屋市中区栄2丁目17−1)3.実施者:主催・運営:名古屋市 市民経済局 産業部 次世代産業振興課4.内  容:知的財産権についての初歩的講義5.対象者:名古屋少年少女発明クラブ会員16名(小学校5、6年生及び中学生)6.担当部署:日本弁理士会東海支部教育機関支援機構7.講  師:東海支部教育機関支援機構 安達正貴8.コメント: 昨年に引き続き、今年も少年少女発明クラブ「自由創作教室」にて知財授業を行いました。要領は以下のとおりでした。①振興課の担当者さんから小職の紹介が生徒に向けてあり,あわせて「弁理士」の仕事内容の説明がなされました。 紹介された後,先ずは,「発明」や「特許」をざっくり理解してもらうために,電子紙芝居「はつめいってなあに?第1章・2章」を見てもらいました。なお,昨年も参加した生徒が全体の3割程度いるということだったので,昨年使用した「パン職人レオ君の物語」の上映は控えました。 この電子紙芝居で「発明」や「特許」といった言葉は何を意味するのかを理解してもらいつつ,途中でコメントを挿入しました。②続いて、講師作成のスライドを見てもらい、おもな知的財産権・産業財産権の保護の対象を説明しました。 保護の対象の中で,商標のみが創作を保護するものでないことに着目してもらい,本年は商標にボリュームを置いて授業を進めました。 なお,昨年は協賛企業様から「意匠中心の授業を」とのリクエストがありましたが,本年については特にリクエストもなかったので,より身近な商標を授業の中心とした次第です。 生徒が興味を持ちそうな商品等の特許・意匠・商標登録の事例,特に,新しい音商標の登録例などを示し,興味を持ってもらいました。③講義の終了後,振興課の担当者さんが質疑応答の時間を設けました。 生徒と技術指導の先生方からいくつかの質問がありましたが,知的財産権・産業財産権に関することというより,素朴な疑問(自分で特許出願したら特許は取れますか?,音商標を使うとJASRACに怒られませんか?など)が多かったです。東海支部教育機関支援機構 安達正貴「知的財産特別授業」名古屋少年少女発明クラブ「自由創作教室」講義の様子

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