支援活動だより185_webbook
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知的財産支援活動だより2017年10月号(No185) 13 1.日  時:平成29年9月16日(土) 13:30~16:002.場  所:名古屋商工会議所 3階第5会議室3.実施者:主催・運営:日本弁理士会東海支部4.内  容:いまさら聞けない知的財産権制度       ~知的財産制度を知って競争力を高めよう!~5.対象者:一般市民、中小企業者、知財担当者など(63名)6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会7.講  師:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 榊原毅                同              委員 安藤徹8.コメント:前半:「いまさら聞けない知的財産権制度~知的財産制度を知って競争力を高めよう!~」(担当:榊原毅) 前半のセミナーでは、全体を通して、知的財産制度とはどのようなものかをイメージしてもらえるような内容を心がけました。まず、導入として、経済産業省「ミエル・ヒント-成功のカギ/ワナ-」に掲載されていた事例を2つ紹介しました。次に、知的財産権はどのような権利かということについて全体的に説明し、その後、特許、実用新案、意匠、商標等、著作権、不競法の各権利について、これらの違いを含めて概要を説明しました。 また、いずれの説明においても、極力身近な事例をからめて説明するように心がけました。 例えば、商標では、名古屋の会社(アイホン株式会社)が「iphone」の商標権を所有していること、著作権では、森のくまさんの替え歌騒動(パーマ大佐)について、不競法では、コメダ珈琲とマサキ珈琲の店舗外観の類似について話したところ、いずれも参加者の反応が良いように感じました。 参加者の反応を見ますと、初心者向けのセミナーでは、もっと身近な事例を中心に内容を構成してもよかったかと思いました。後半:「知的財産権―特許権を中心に―」について(担当:安藤 徹) 後半のセミナーでは、知的財産権を理解するのに基本となる特許権について概要を説明しました。 台風接近の雨模様の中、中高年の方を中心とした60名程度の方々が1時間ほどの講義を熱心に聴講してくれました。講義終了後、質問がある方は個別に受け付ける旨申し上げたところ、数名の方が並んで質疑応答の機会を待ってくれました。質問内容は、講義の中で疑問に思った点を確認するものや、自分が当面している問題についての相談がほとんどでした。 今後は、セミナーの回数を減らして1回あたりの時間を少し増やし講義後の質疑応答の時間を確保するのも聴講者の要望に沿うものなのかなと思いました。東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 榊原毅委員 安藤徹「第1回休日パテントセミナー2017in名古屋」セミナーの様子

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